バフェット太郎です。

米石油メジャー最大手のエクソン・モービル(XOM)が第3四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想1.23ドルに対して、結果1.46ドルと予想を上回りました。

売上高は予想735億5000万ドルに対して、結果766億ドルと予想を上回りました。

上流部門の利益は42億3000万ドルと、前年同期比+170%の増益でした。

下流部門の利益は16億4000万ドルと、前年同期比+7.2%の増益でした。

化学部門の利益は7億1000万ドルと、前年同期比ー3.5%の減益でした。

原油生産量は日量380万バレルと、前年同期比ー2%減少しました。

原油生産量が2%減少したものの、原油価格が41%、天然ガス価格が30%上昇したことで収益が押し上げられました。

【エクソン・モービル(XOM):日足】1
EPS、売上高が予想を上回ったことに加えて、原油生産量が10四半期ぶりに市場予想を上回ったことを好感して、株価は前日比+1.59%高と急騰しました。

エクソンの原油生産量が比較的好調だった背景には、シェールオイルの主要生産地パーミアン盆地で生産が増加したことが挙げられます。また、ガイアナやモザンビークなどで進められている大型プロジェクトが利益に寄与するのは2020年以降であることから、それまで生産量の低下をいかに食い止めるかが課題となっています。

【エクソン・モービル(XOM):1979ー2018】
2
エクソン・モービルの長期チャートを眺めると、株価はトレンドチャネルの下限にあり、およそ35年ぶりの安値圏で推移していることから反発が期待されます。

ただし、原油価格が崩れ始めていることからガンガン買われる可能性は低いです。

【原油先物価格:WTIC(週足)】
3
原油先物価格は一時76.90ドルと大幅に上昇したものの、その後一転して急落し、およそ一年ぶりに50週移動平均線を下回りました。

原油安の主な要因は、供給過剰懸念が台頭し始めているためです。10月の米国の原油生産量は日量1120万バレルと過去最高を記録したことに加えて、2020年までに米国の原油生産量は日量1400万バレルに達すると予想されています。また、これまで原油高の材料となっていた「イラン産原油の減産」については、10月から11月初めにかけて過去最大量となるイラン産原油が到着することが明かになるなど、供給不足への懸念が和らいでいます。

さらに、サウジアラビアのファハド・エネルギー産業鉱物資源相は「生産量を市場での必要性に応じて最大1200万バレルまで増産できる能力がある」と述べるなど、積極的に増産する姿勢を示しています。

こうした供給過剰懸念を背景に原油価格が低迷する公算が高いことから、エネルギー株の上値も重く、株価もジワジワとしか上がらないかもしれません。

グッドラック。

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