バフェット太郎です。

米国株投資に否定的な意見として、為替リスクを挙げる人が少なくありません。彼らクソダサい投資家たちはドル建ての米国株はドル円相場の影響を受けるため、日本株の方が安全だとトンチンカンな主張するわけです。

ここでハッキリ言っておきますけれども、為替を理由に日本株投資が米国株投資よりも安全なんてことはありませんからね。

たとえば、10月の世界同時株安を振り返ってみても、米国株が日本株よりもリスクが高いという傾向は見られませんでした。
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9月末を100とした場合、10月末時点で日経平均は90.9と、ダウ平均(円建て)の94.9を4.0ポイント下回りました。

また、過去5年間を振り返ると、15年6月末から16年6月末にかけてドル円相場が123円から103円と、わずか一年間で16.3%急落する場面がありました。
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仮に為替リスクを加味した場合、日本株よりも米国株の方がリスクが高いと言うのなら、この一年間のパフォーマンスは日本株が米国株をアウトパフォームしているはずです。しかし、現実はそうはなっていません。

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この時、わずか一年間でドルは円に対してー16.3%安と暴落したわけですが、ダウ平均(円建て)の下落率はー15.5%安と、日経平均の下落率ー23.6%安を大幅にアウトパフォームしました。

仮に為替が米国株投資のリスク要因だとしたら、どうして日本株が米国株よりも値下がりしているのでしょうか。

ちなみに、為替リスクが米国株投資のリスクを高めるわけではないことは、長期的に見ても明らかです。

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00年のドットコムバブル崩壊直前の99年12月末を100とした場合、その後およそ18年間でダウ平均(円建て)は+133%高と、日経平均の+16%高を大幅にアウトパフォームしました。

このように、短期的に見ても、中期的に見ても、そして長期的に見ても、為替リスクが米国株投資のリスクを高めているとは言えません。むしろ日本株投資の方が為替リスクが高いとさえ言えます。

これに対して、米国株否定論者たちは「日経平均は輸出企業ばかりで構成されているから円高に弱いだけであって、厳選した中・小型株や内需関連株に投資すれば日経平均もダウ平均(円建て)もアウトパフォームできる」と食い下がります。

たしかに市場平均をアウトパフォームできる「中・小型株」が事前にわかればそれに投資するだけでいいのですし、円高局面では内需関連株に投資することで市場平均を上回る投資成績が期待できます。

しかし、為替タイミングを見計らって銘柄をコロコロ入れ替えるという投資戦略は必ずしも賢明とは言えません。なぜなら、投資の世界では相場はあらゆる情報を瞬時に織り込むため、投資家は市場を出し抜くことができず、タイミングを見計らった投資は長期的に見れば報われないことで知られているからです。

仮にタイミングを見計らった投資が短期的に上手くいったとしても、これからも成功し続けられる保障はどこにもありません。事実、強気相場が最終局面を迎えつつある中で、これまで日本株クラスタの中でも勝ち組だった個人投資家たちの投資成績が次第に市場平均を下回り始めていて、お通夜状態になりつつあります。

従って、アクティブ運用に再現性がないことを考えると、個人投資家にとってパッシブ運用が長期的に見て最適だと言えます。また、日本株のパッシブ運用は外需企業に比較的多く投資することになるため為替リスクが高いと言えます。

結果、米国株投資が日本株投資よりも為替リスクが高いとは言えず、それなら世界に幅広くビジネスを展開し、経営成績も比較的優秀な米国株に投資する方がリスクが低く、理に適った投資と言えます。

※あと、一応書いておきますけれども、「米国株投資は手数料が高い」と言って米国株投資を否定する人たちもいますが、過去18年間のパフォーマンスを振り返ってみてもわかる通り、もはや手数料で埋められる差ではないですw

グッドラック。

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