バフェット太郎です。

フランスの経済学者、トマ・ピケティ氏が『21世紀の資本』の中で証明した通り、資本主義社会は資本家(投資家)と労働者の格差が時間の経過とともに拡大するようにデザインされているので、「人生100年時代」と言われている中、格差は今まで以上に拡大するのは必然です。

本来、日本のような先進的で豊かな社会では誰もが資本家(投資家)になれるので、過度に悲観的になる必要はないのですが、大衆は資本家になることを放棄するので、結果的に格差拡大は止められません。

ちなみに「どうすれば資本家になれるのか?」ですけれども、それは株式に投資すればいいだけです。たとえば、コカ・コーラの株は一株50ドルで買えるので、小学生でもコカ・コーラ社のオーナー(資本家)になれますし、ETFやインデックスファンドに投資すれば、それだけで世界中の企業のオーナーになることができます。

しかし、大衆はいつまで経っても投資を始めません。これは、彼らが損をすることを極端に恐れているからに外ならないからです。

古代よりヒトは「不安」や「心配」といったネガティブな感情を持つことで生存率を高めてきました。仮にネガティブな感情が弱くあまりにも楽観的すぎると、敵に簡単に襲われるだけでなく、食糧不足から餓死しかねませんでした。

そのため、ヒトは本能的に将来に対して「不安」を強く感じるようにデザインされているので、大衆が投資を始められないのは自然なことです。

とはいえ、現代は古代と違い、突然ヒトや獣に襲われるなんていうことはありませんし、餓死するようなこともありません。そのため、比較的安心安全な社会では、「不安」や「心配」といったネガティブな感情は邪魔になります。

事実、過去を振り返ると、S&P500ETFに投資して配当を再投資した場合のインフレ率調整済みトータルリターンは年率平均7%弱だったことから、恐怖に打ち勝ち、投資を続けた者は報われました。

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しかし、大衆はその恐怖に打ち勝つことができないので、資本主義の恩恵を享受することができません。

せっかく株式投資を始めてみたものの、好調だった株式市場が突如弱気に傾き、連日のようにネガティブなニュースばかりが流れてくるようになると、多くの投資家たちは将来に悲観的になり、持株を投げ売りするようになります。

彼らは「相場が落ち着いたら買い戻そう」とか「値下がりして割安になったら買い戻そう」と考えますが、素人が正確にタイミングを測れるほど投資の世界は甘くないので、底値で売って高値で買い戻す羽目になるか、そのまま投資と距離を置くかのどちらかです。

そのため、資本主義社会は投資家と非投資家の間で格差が拡大し続けるのは必然で、多くの人たちが資本家の側に行けないのは不安と恐怖に打ち勝つことができないからです。従って、今、投資に不安を感じている人は、株を投げ売りするのではなくて、愚直に配当を再投資し続け、ひたすら不安と恐怖に向き合い続けるしか他ないのです。

グッドラック。

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