バフェット太郎です。

2018年最後の取引となった28日の日経平均株価は前日比-62.85円(-0.31%)安の2万0014.77円と、2万円の大台を死守して取引を終えたものの、17年末比で-2750円(-12%)安と7年ぶりに下落して取引を終えました。

日本株はこれまで海外投資家に上昇相場を支えられ、一時27年ぶりの高水準を回復したものの、米中貿易戦争の激化、そして世界経済の先行き不安が広がると一斉に「買い」が「売り」に転じて株価を押し下げました。

特に日本の個人投資家に人気の高い中小型株が大きく売られました。

【ジャスダック指数:2018】
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ジャスダックは1月の高値190.79ポイントから、一時127.90ポイントとー33.0%も暴落しました。また、通年では-22%安でした。

【マザーズ指数:2018】
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マザーズも1月の高値1367.86ポイントから、一時749.18ポイントと-45.2%暴落しました。通年では-34.1%安で、ジャスダックよりも悲惨でした。

かねてから日本の中小型株に投資していた個人投資家たちは、「しっかりと企業分析をすれば市場平均を上回ることが出来るんですよwww」とイキっていましたが、単純にアベノミクス相場の恩恵を享受していただけで、企業分析がパフォーマンスの成績を左右していたわけではありませんでした。

その証拠に、企業分析を強みに中小型株を積極的にポートフォリオに組み入れている「ひふみ投信」のパフォーマンスは今年、日経平均株価を大きくアンダーパフォームし、ジャスダックと同程度に落ち着きました。また、日本の中小型株を中心に運用している投資ブロガーたちのパフォーマンスも軒並み市場平均を下回り、悲惨な結果となっています。

★★★

強気相場では誰もが自分を「平均以上の投資家」であると錯覚し、企業の内在価値を精査し、成長株に投資すれば市場平均を上回ることが出来ると信じるものです。

しかし、実際は一時的な小型株効果が働いているだけに過ぎません。

ちなみに小型株効果とは、時価総額が大きい大型株よりも、時価総額が小さい小型株の方がパフォーマンスが優れているというアノマリーの一種で、特に強気相場において顕著になって現れます。

これは強気相場において、投資家がハイリスク・ハイリターンを求める傾向があるため、小型株が選好されやすいからです。一方で、相場のセンチメントが弱気に傾けば、小型株は敬遠され、より安全とされる資産に投資マネーが流入するので、小型株効果の恩恵は限定的です。

しかし、クソダサい投資家ほど強気相場でリスクの高い小型株に投資し、投資成績が市場平均を上回ると「自分は平均以上の投資家である」と勘違いするものです。

そして勘違いが行き過ぎれば、次第に自分のリスク許容度を超えたポートフォリオが完成し、弱気相場で狼狽売りするなんてことになるので注意が必要です

投資ブログ界隈では、かねてから「弱気相場とともに投資ブロガーは消えていく」と言われてきましたが、19年は日本株の強気相場終焉で日本株投資ブロガーたちの最後の断末魔が聞こえてくるのかもしれませんね。

グッドラック。

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