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バフェット太郎です。

アパレル専門のネット通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOの前澤友作社長が総額1億円のお年玉企画を実施しました。
応募方法は「前澤氏をフォローし、ツイートをRTするだけ」なので、誰でも簡単に応募することができるため、前澤氏のフォロワーはおよそ300万人と、このツイートする前の50万人からわずか一日で250万人も増えた計算になります。つまり、彼は250万人ものフォロワーを1億円で買ったわけです。これは費用対効果を考えればめちゃくちゃ安い買い物をしたと言えます。

ちなみに、この企画はおそらくZOZOのコミュニケーションデザイン室長で元LINEの法人ビジネス担当の田端信太郎氏(@tabbata)によるものだと思います。

そもそも評価経済社会においてフォロワーはお金を生む資産となり得るので、フォロワーをお金で買う人たちもいたりして、ヤフオクなどでも購入することができます。
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たとえば、日本人のフォロワー2500人なら、4万3000円支払えば買えます。これは一人単価17.2円なので、仮に一人単価15円として250万人のフォロワーを買おうと思えば、3750万円支払えば買えてしまえるわけです。(当然すべてbotなので価値などないわけですが。)

前澤氏の場合250万人のフォロワーが増えたので、仮にこのうちの3%の人たちが新たにZOZOで買い物をし、毎月300円の利益を生むとしたら、毎月2250万円、年間2億7000万円の利益を生むことになります。

また、前澤氏による1ツイート当たりの広告単価を2円とした場合、毎月5ツイートするだけで3000万円、年間通して3億6000万円の価値を生み出すことになります。

そのため、今回の「1億円お年玉企画」は、1億円の投資で年間数億円ものリターンが期待できるマネーマシンを購入したようなものなので、めちゃくちゃ安い買い物をしたと言えるわけです。

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さて、評価経済社会は他人からの評価(すなわちフォロワー数やページビュー数、チャンネル登録者数など)をお金に換えることができるようになったので、今後、評価経済社会を利用した者と利用しない者との間で格差はどんどん拡大することが予想されます。

簡単な例を挙げれば、ブロガーやユーチューバーなどは評価経済社会を利用してお金を稼いでいる人たちと言えます。また、インターネットを介して個人で業務を請け負い、そこで実績と評価を上げてリアルビジネスに繋げたりすることも評価経済社会を利用していると言えます。

彼らは、リアルビジネスで稼ぐ一方、評価経済社会でもお金を稼ぐので、普通の人たちの二倍のお金を稼ぐことができます。ただし、格差は二倍に留まりません。
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所得が増えたからと言って、必ずしも生活コストが上昇するわけではありませんから、仮に同水準の生活コストだと考えれば、所得が二倍違えば、余剰金は七倍くらいの格差が生まれたりするわけです。

しかし、インターネットを「タダで情報が得られる場所」だけでしか捉えることのできない人たちは、評価経済社会を利用してお金を稼ぐことができません。

そのため、前澤氏のように評価経済社会を利用してお金を稼ぐ人はより豊かになり、「前澤社長って神様なの??フォロー&RTさせていただきまーーーすwwww」っていう人は一生豊かになれないのです。

グッドラック。

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