バフェット太郎です。

世間では、株式投資は「リスクの高いギャンブル」と考えられている一方、外貨への投資は「リスクの低い堅実な資産運用」と考えている人も少なくありません。

しかし、長期的に見ればどの通貨もインフレに伴い価値が低下していくことを考えれば、賢明な投資対象とは言えません。事実、世界中の外貨に分散投資してお金持ちになった人など一人もいません。

そもそも外貨とは、「外国のお金」であるわけですけれども、たとえば米ドルや豪ドルなどがそれで、イオン銀行の一年満期の外貨定期預金の利率は、米ドルの場合2.2%、豪ドルの場合1.5%と、円の0.02%よりはるかに高利回りとなっています。

そのため、円を保有するよりも外貨に分散投資することで堅実な運用をすることができると考えている人も少なくありません。

しかし、米国と豪州のインフレ率がそれぞれ2.2%と3.5%であることを考えると、外貨の実質的な価値はほとんど変わらないどころか目減りすることを意味します。

【米コアCPI対前年比】
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【豪MI期待インフレ率】
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たとえば、米ドルの場合、一年満期の定期預金に1万ドル預けた場合、一年後に1万0220ドルになるわけですが、モノの値段が金利と同様に2.2%上昇すれば、買えるモノの量は同じということになります。また、豪ドルの場合は預金金利よりもインフレ率の方が高いため、買えるモノの量が減ってしまうことを意味します。つまり、豪ドルを現金で保有するよりも、モノやサービスを購入したり、投資をした方が賢明だということです。

ちなみに、日本のインフレ率は0.7%なので、預金金利0.02%であることを考えると、現金で保有しておくよりも積極的に投資した方が賢明であると言えます。とはいえ、2009年(インフレ率-2.4%)のようなデフレ下において言えば、モノやサービスを購入したり投資をするよりも、現金で保有した方が賢明だったと言えます。

このように、持続的なインフレが期待される場合は、外貨で保有するよりも外貨建ての株式や債券に投資した方が賢明です。

たとえば、米国株のコカ・コーラ(KO)に投資すれば、3%を超える配当が期待できます。また、コカ・コーラ社は毎年安定したキャッシュフローを稼いでおり、景気が悪化したところで業績が大きく落ち込むこともないので、企業価値は年々上昇していきます。

もちろん、株式市場の流動性を考えれば、投資家は一時的に含み損を抱える場合もありますが、配当を再投資し、長期で保有し続ければ、次第に損をすることもなくなります。

そのため、長期的な資産形成を考えているのなら、外貨に分散投資するのではなく、外貨建ての株式や債券に分散投資した方が賢明です。

グッドラック。

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