バフェット太郎です。

矢野経済研究所の調べによれば、あらゆるオタクの中で最もお金を浪費するオタクは「アイドルオタク」だということがわかりました。つまり、「アイドルオタク」は資本主義社会で搾取されやすいということです。
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(出典:矢野経済研究所
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オタク一人当たりの年間消費金額は「アイドル」が10万3543円とトップで、次いで「メイド・コスプレ関連サービス」の6万8114円、「鉄道模型」の6万3854円などが続きました。一方で、「アニメ」や「漫画」は2万円前後でした。
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また、「自分を何のオタクだと思うか、もしくは人からどんな分野のオタクだと言われたことがあるか(複数回答可)」では、「漫画」が約640万人とトップで、次いで「アニメ」が約598万人、「アイドル」280万人と続きました。
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さらに、分類別のオタクの一人当たりの消費金額の伸び率を前々期比で比べてみると、「オンラインゲーム」が+179.8%とトップで、次いでアダルトビデオが+168.7%、「鉄道模型」が+146.6%と続きました。

さて、グラフを眺めると「アイドルオタク」が特にお金をつぎ込む傾向にあるようです。これは、コンサートチケットが高額であったり、CDを大量に購入するファンもいるため、平均値が押し上げられている可能性が高いです。

また、オタクの一人当たりの年間消費金額の伸び率を眺めると、「オンラインゲーム」が伸びており、Eスポーツが盛り上がる中で、一層の市場拡大が見込めます。

こうしたことから、もし、自分やパートナーが「アイドルオタク」の傾向にあるなら、支出の面で心配する必要があります。また、「オンラインゲーム」の消費金額も4万5869円と比較的高額であることに加えて、消費金額の伸び率がトップで、市場規模がさらに拡大することを考えれば、こちらも同様に心配する必要がありそうです。

一方で、こうした「エンタメ」を消費する側ではなく、提供する側であれば、人生はずっと楽しいものになるかもしれません。たとえば、インターネットを利用して個人で稼ぎやすくなったことを考えれば、誰もが誰かのアイドルになり得ます。

事実、一部のユーチューバーはアイドル化していますし、広告収入だけで何千万~何億円と稼いでいる人たちもいます。また、収益源もこれまでの広告一辺倒ではなく、有料コンテンツやグッズの販売、投げ銭など、ファンから直接お金を頂くことで、収入の分散化もできるようになってきています。

そのため、個人のアイドル化がますます加速することが予想される一方、それを消費するオタクは一生、資本主義社会で搾取される運命にあります。もちろん、オタクは自らの幸せのために搾取されるわけですから本望だと思いますが。

グッドラック。

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