バフェット太郎です。

米ソフトドリンク大手のコカ・コーラ(KO)が第4四半期決算を発表しました。内容は悪かったです。

EPSは予想0.43ドルに対して、結果0.43ドルと予想に一致しました。

売上高は予想70億3000万ドルに対して、結果70億6000万ドルと予想を上回りました。

19年通期のEPS見通しは予想2.22ドルに対して、新ガイダンス2.06~2.10ドルと予想を下回りました。

売上高はボトリング事業の再フランチャイズ化に伴い、前年同期比-6%の減収でした。これは、包装・梱包(瓶詰)、物流など利益率の低いボトリング事業のフランチャイズ化を進めることで営業利益率の改善を図っているためです。

ボトリング事業の再フランチャイズ化や為替の影響を除いたコア売上高は、前年同期比+4.7%の増収でした。

営業利益は16億4000万ドルと、前年同期比+21%の増益でした。

営業利益率は23.2%と、前年同期の18.0%から5.2%ポイント上昇しました。
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地域別のコア売上高は、全世界で+5%、欧州・中東&アフリカは+5%、ラテンアメリカは+7%、北米±0%、アジア・太平洋は+7%でした。

また、販売数量は全世界で±0%、欧州・中東&アフリカは-2%、ラテンアメリカは-2%、北米は-1%、アジア・太平洋は+2%でした。

「ダイエット・コーク」と「コーク・ゼロシュガー」ブランドが好調だったものの、消費者の”炭酸離れ”が進んでおり、炭酸飲料の販売数量は1%の減少に沈みました。
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19年通期のEPS見通しが予想を下回ったことに加えて、コア売上高成長率が前期+4.7%から、今期+3~4%程度に留まるとの見通しが発表されたことで、株価は前日比-7.09%安と急落しています。

ただし、ボトリング事業を切り離し収益性が強化される中で、コカ・コーラ株は依然としてディフェンシブ銘柄を選好する投資家にとって魅力的な銘柄であることに変わりありません。
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コカ・コーラのキャッシュフローの推移を眺めると、本業の儲けを表す営業キャッシュフローが下落基調だったものの、底打ちの兆しを見せています。

また、これからも安定したキャッシュフローが期待できることを考えれば、投資家は値下がりしたコカ・コーラ株に配当を再投資し続けることで資産の最大化を目指すことができます。
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過去6年間のコカ・コーラの週足チャートを眺めると、強気のトレンドチャネルを形成していることがわかります。今後、サポートライン(下値支持線)の水準である42ドルを目指す展開が予想されており、投資家が買い増す絶好の機会が訪れることが期待されます。

グッドラック。

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