バフェット太郎です。

NHKの世論調査によると、日本の景気回復が戦後最長を記録している中、多くの人が景気回復を「実感していない」と答えました。

【Q景気回復を実感しているか?】
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グラフを眺めると、景気回復を「実感している」と答えた人の割合はわずか8%と、「実感していない」と答えた人の割合66%を大幅に下回りました。また、「どちらともいえない」と答えた人の割合は20%でした。

景気が回復しているのにも関わらず、多くの人が景気回復を実感していないのは、GDP成長率と賃金の伸び率がいずれも緩やかであることが理由です。

【日本GDP(国内総生産):対前年比】
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景気回復が戦後最長を記録していると言っても、過去19四半期の平均成長率は0.5%、大きく落ち込んだ14年第2四半期を除いた場合でも0.9%と、1%にも満たない緩やかな成長率が続いています。

【賃金指数(対前年比)】
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また、賃金指数の伸び率を眺めても、賃金がほとんど伸びていないことがわかります。つまり、多くの人は失業を免れているだけで、自由に使えるお金が増えるわけでもないので、景気回復を実感できないわけです。

一方で、投資家や副業で収入を増やしている人たちは景気回復を実感しているかもしれません。かくいうバフェット太郎も16年以降に米国株投資を本格的にはじめているので、景気回復を実感しています。

【税引き後配当再投資込みの累積収益額(ドル)】
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過去3年間の株式投資による累積収益額は約7万4000ドル(約810万円)と順調に資産を増やしています。また、ブログによる広告収入も景気の追い風を受けており、決して少なくはない(かといって多すぎるわけでもない)額を稼いでいます。これは景気が良い時ほど広告単価が高くなる傾向があるためです。

つまり、バフェット太郎のように株式投資をしたり副業による収入を得ている人たちほど、景気回復の恩恵を受けますが、株式投資もしなければ副業もしない、ただの社畜として毎日せっせと真面目に働いている人ほど景気回復の恩恵を受けないというわけです。

そのため、景気回復の恩恵を受けたいなら株式投資をはじめたり、副業を通じて自分のビジネスを持つと良いと思います。そう言うと、多くの人はやれ「株式投資はギャンブルだ」とか「値下がりして株が紙クズになるリスクがある」と言って反論し、さらに副業についても「確実に儲かるわけじゃない」とか「時間がない」と言い訳します。

もちろん、株式投資はギャンブルにもなり得ますし、株が紙クズになる場合だってあります。また、副業を始めたからと言って必ずしもお金が稼げるわけではなく徒労に終わることだってあるので、そういう考え方は必ずしも間違っているわけではありません。

しかし、それは同時に景気回復の恩恵を受けるチャンスを放棄したことを意味するので、あなたが景気回復を実感できなくても、それは世の中や会社が悪いわけではないことは忘れないでください。

グッドラック。

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