バフェット太郎です。

誰もがお金持ちになりたいと願うけれど、お金持ちになったからと言って必ずしも幸せになれるわけではないことは誰もが知っています。それでもお金持ちになって余裕のある暮らしがしたいと考えるのは、社会のしがらみのせいなのかもしれません。

そのため、幸せになるためには社会のしがらみから逃れる必要があります。

そもそも、お金持ちになって余裕のある暮らしがしたいと考える人たちは「ロスジェネ世代」に多い傾向があるように思えます。(完全に偏見だけれども。

「ロスジェネ世代」というのは、バブル崩壊後の就職氷河期(93~05年)に就職した36~48歳の人たちのことを指すわけですけれども、この世代はまさにこれから社会の第一歩を踏み出そうとしている時に、「リストラ」とか「倒産」が相次ぐ暗黒時代にポイっと放り出された不運の世代でもあるわけです。ちなみに、非正規雇用で働くことを余儀なくされた人たちが増えたのもこの世代からです。

一方で彼らは、会社で出世することやマイホームを建てること、女性なら結婚して出産して子育てをすることこそが「人生の幸せ」といった、団塊世代の価値観を刷り込まれて生きてきました。

結果、ロスジェネ世代は日本経済が20年に渡る不況が続く中で、高度経済成長の価値観を持たされた生きてきたわけです。

当然、経済が衰退する中では出世が見込めないだけでなく、年収アップも期待できません。しかし、団塊0世代の価値観や社会のしがらみに負けて、高度経済成長期の親世代と同様に出世を目指し、マイホームを購入した人たちは、長時間労働と35年ローンで、文字通り倒れるまで働かされる羽目になっているわけです。

そのため、「ロスジェネ世代」の次の世代である「ゆとり世代」は、団塊世代の価値観、つまり出世や結婚、マイホームの購入などに興味・関心を持たなくなるようになりました。

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出世や結婚、マイホームの購入は幸福度を一時的に高めるものの、これらを手にした後のストレスを考えると、必ずしも”永遠の幸せ”が手に入るわけではありません。

事実、幸福度を下げる要因は「慣れ」と「比較」であると言われていて、出世をすることは他人と比較することで自分を優位にすることから幸福度を高める効果がありますが、その状況に慣れると、今度は責任やプレッシャーなどのストレスがマイナスの影響として大きくなります。

また、マイホームの購入も、手に入れた瞬間は幸福度が高くなるものの、次第に所有することに慣れてしまうだけなく、他人の家と比較して羨ましく思うことで幸福度が低下することがあります。

そのため、お金持ちになりたい人が本当にやるべきことは、お金で幸せを買おうとするのではなく、旧世代が作り出した社会のしがらみから抜け出すこと、すなわち価値観が合わない人たちとはさっさと縁を切り、他人と比較することなく、自分が夢中になれることを好きな人たちと一緒に楽しむことです。

グッドラック。

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