バフェット太郎です。

複雑に揺れ動く株式市場において、個人投資家にとって最も重要なことは”一貫”した投資姿勢を貫けるかどうかです。

著名投資家ウォーレン・バフェット氏の主力銘柄であるクラフト・ハインツ(KHC)は業績悪化と減配、そして不正会計疑惑で株価が暴落し、5年ぶりの安値をつけています。また、同じく主力銘柄の米リテール銀大手のウェルズ・ファーゴ(WFC)も16年9月に不正営業が横行していたことが明るみになると株価が暴落し、二年半経った今でも低迷したままです。
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一方で、保有するウォルマート株を17年までに全株売却したものの、その後株価は大暴騰するなど、バフェットの不運が続いています。
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このように、”投資の神様”と呼ばれるウォーレン・バフェット氏ですら企業業績の先行き見通しや不正会計が見抜けないことから、個別株への投資は控えて「S&P500種指数などのパッシブファンドに投資すべき」という意見が多いです。

たしかに長期的に見ればその通りかもしれませんが、S&P500種指数にクラフト・ハインツもウェルズ・ファーゴも組み入れられていることを考えると、パッシブ運用者も例外なく被弾することは明らかです。また、アップルやアマゾン・ドットコム、アルファベットなど、大手ハイテク株の組入れ比率が大きいことを考えると、大手ハイテク株が長期で低迷した場合、指数の足枷になりかねず、パフォーマンスが長期で悪化してしまうかもしれません。

そういう時でも「長期的に見ればS&P500ETFへの投資は報われる」と信じて配当を再投資し続けられれば良いのですが、大抵の場合、S&P500種指数以外の投資先が脚光を浴びると、多くの投資家はそっちへ流れてしまうものです。

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事実、ドットコムバブル崩壊後の10年間、多くの米国株投資家は米国株を売り、新興国株に投資しました。また、金融危機後の強気相場ではS&P500ETFに投資するよりも、セクター集中させた方がパフォーマンスが良いとして、資本財株、一般消費財株、バイオ株、半導体株、FANG株などがその都度注目を浴び、多くの投資家はそっちへと流れました。

結果、新興国株に投資した人も、一般消費財株やバイオ株に投資した人も、みんな今は息をしていません。彼らは、過去数年~十数年間のパフォーマンスが良かったというだけで、それが永遠に続くと勘違いしてしまったわけです。

複雑怪奇な株式市場において、永遠に続く強気相場などないことを考えると、特定のセクターや銘柄に集中投資しても常に報われるわけではありません。(同時にS&P500ETFにも言えます。)

また、投資の世界ではタイミングを見計らった売買をしても、長期的に見れば手数料と税金分損をするだけだということが知られているので、セクターや銘柄を頻繁に入れ替えてもパフォーマンスはむしろ悪化するだけです。

そのため、個人投資家は自分の性格やリスク許容度にピッタリと合った投資法を見つけたのなら、(それがバリュー株投資であれグロース株投資であれ何であれ)それを愚直に続けるしかありません。それがたとえ他人の成績に見劣りする時期が続いたとしてもです。

グッドラック。

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