バフェット太郎です。

米経済専門チャンネルCNBCのインタビューによれば、著名投資家ウォーレン・バフェット氏はクラフト・ハインツ(KHC)の株式を、「手放す考えはない」とのこと。ただし、「購入の考えも全くない」とし、買い増すこともなさそうです。

そもそも、バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRK.B)はクラフト・ハインツの株式を26.7%保有する大株主であり、自らの”売り”で下げ幅をさらに拡大させる可能性が大きいため、売るに売れない状況になっています。

また、バフェット氏はクラフト・ハインツの株式に対して「払い過ぎた」とし、「いくつかの点で判断を誤った」と認めた一方、マーケットはこのニュースに「かなり正しく」反応したとして、現在の株価がクラフト・ハインツの適正価格に近いとの見方を示しました。同社の株価は17年の91.07ドルをピークに-62.4%安の34.23ドルと大暴落しています。

クラフト・ハインツは消費者に馴染みのある強力なブランドを所有する一握りの優良株であるわけですが、昨今、消費者の健康志向トレンドに乗り遅れていることで売上高の伸び悩んでいました。これに対して、バフェット氏は、”それよりも”アマゾン・ドットコム(AMZN)やウォルマート(WMT)、コストコ(COST)などの脅威が大きいと指摘しました。

これは脆弱なブランドはウォルマートやコストコのPB(プライベートブランド=自社ブランド)商品との競争についていけないためです。

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こうした中、バフェット氏はクラフト・ハインツに対して、依然として「素晴らしい企業」だとしつつも、同社の株式を買い増すよりも他にもっと良い投資先があるとの考えを示しています。

投資家は誰もがバフェット氏のような失敗をするものです。バフェット氏の場合、大株主であることが足枷となって売るに売れない状況に陥っているわけですが、個人投資家であれば一部売却し、他の魅力的な銘柄に乗り換えても良いかもしれません。
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事実、本業の儲けを表す営業キャッシュフローは大きく落ち込んでおり、営業キャッシュフロー・マージンはわずか2.0%しかありません。今後、収益性の低いブランドの売却が進むことが予想されるため、売上高の低迷が続くことが予想されます。また、売却で得た資金は収益性の高いブランドの買収や、既存ブランドのテコ入れに使われることが予想されます。

もちろん、収益性の低いブランドの売却などは利益率の改善が見込めるわけですが、売上高が伸び悩めば株価も低迷することが予想されるため、今後数年間株価は伸び悩むと思います。

グッドラック。

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