バフェット太郎です。

米10年債利回りは18年11月の3.24%をピークに一貫して下落(価格は上昇)傾向にあり、先週末には一時2.39%をつける場面もありました。

米10年物国債に投資マネーが流入している主な要因は、世界経済が鈍化の兆しが見せていることに加えて、米10年債利回りの上昇が経済危機の前ぶれとして知られていることで、投資家たちが「(株式市場が弱気相場入りする前に)安全資産である債券の比重を高めておきたい」と考えたためです。

【ダウ平均と米10年債利回り推移:1985ー2019】
1
チャートは1985年2月から2019年3月までのおよそ34年間のダウ平均と米10年債利回りの推移です。

過去34年間を振り返ると、米10年債利回りは一貫して下落傾向にあることがわかります。そして、レジスタンス(上値抵抗線)である緑の線に接触する度、米国株は暴落しました。

たとえば、ダウ平均は87年のブラックマンデーで40%安、90年の日本株バブル崩壊で20%安、94年のメキシコ通貨危機で10%安、00年のドットコムバブル崩壊で50%安、07年の米不動産バブル崩壊で60%安でした。

現在、米10年債利回りは11月以降下落傾向にあるわけですが、過去の経済危機はいずれも米10年債利回りの暴落(価格の高騰)とともに訪れたことを考えると、投資家は米経済に対して楽観的な見方は控えた方が良さそうです。

とはいえ、弱気相場入りが近いからと言って、必ずしも持株を手放す必要はありません。なぜなら、弱気相場の期間や下落率がどれくらいのものになるかわからないためです。

たとえば、弱気相場の期間も下落率も予想以上に短く浅い場合、仮に持ち株を手放していたら、十分な量の株を買い戻すことができないかもしれません。すると、次の強気相場に乗り遅れて機会損失を被ることだってあり得るのです。また、タイミングを見誤れば、機会損失だけでなく手数料と税金の負担も将来のパフォーマンスに影響を与えます。

従って、長期的な資産形成を考えている個人投資家は、短期的な株式市場の変動は無視して、長期で保有できる一握りの優良株に投資して、配当を再投資し続けた方がずっと賢明です。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします 
SPONSORED LINK