バフェット太郎です。

バフェット太郎の投資戦略は「連続増配株に投資して、配当を再投資し続ける」というもので、詳細については拙著『バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』や当ブログで何度も書いている通りです。しかし、この投資戦略を懐疑的に見ている投資家も少なくありませんでした。

たとえば今から二年前の17年5月、金融メディア「MONEY VOICE」に投資ブロガーの東条雅彦氏が、「何か変だぞ?いま話題の『配当貴族インデックス投資』に潜む罠」とのタイトルで、連続増配株への投資に対して懐疑的な見方をしているとし、「必ずしも正しいとは言えない投資戦略」と指摘しました。

しかし、同氏は記事の中で「高配当株(配当利回りが高い株)」と「連続増配株(25年以上連続で増配をしている株)」を混同しており、連続増配株を批判しておきながら、高配当株とS&P500ETFの過去10年間のパフォーマンスを比較して、高配当株がS&P500ETFのトータルリターンを下回ったことから、「高配当株投資は慎重になった方が良いと思います」と、支離滅裂な持論を展開していました。

また、過去10年間しか遡っていないのは、「高配当ETFが誕生してから10年程度の歴史しかないから」としていますが、これは検証した高配当株ETFの「バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)」が2006年に設定されていただけであり、高配当株投資の検証は米国でいくらでもなされています。

その一例として、ジェームズ・P・オショーネシー氏が『ウォール街で勝つ法則 』の中で、大型高配当株への投資は市場平均に対して長期の有効性が確認されています。

加えて、連続増配株とS&P500種指数のパフォーマンスについても、すでに比較・検証されています。
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(出所:Indexlogy

グラフを眺めると、1990年から2014年の24年間において、連続増配株はS&P500種指数を大きくアウトパフォームしていることは明らかです。

つまり、東条氏は正確な検証を何一つしないまま、連続増配株への投資は「必ずしも正しい戦略とは言えない」と結論づけているわけです。

こんな滅茶苦茶な間違った記事を確認せずに平気で掲載し続けている「MONEY VOICE」もどうかと思うけれど、いずれにせよ、当時この記事が大変な反響を呼び、連続増配株への投資は怪しいと考えた人も少なくなかったようです。

あれから二年近く経つのかと思い、東条氏のブログを久しぶりに覗いて見るとすでに閉鎖されていました。

風の噂によれば、IBM株への集中投資に失敗し、その後は中国のネット通販大手JDドット・コム(JD)とアルファベット(GOOGL)に投資するも、JDドット・コム株の大暴落で大損してブログを閉鎖したそうです。

ちなみに、東条氏はレバレッジも掛けていたそうです。

バフェット太郎はこのブログや拙著『バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』で、何度も「集中投資や自身のリスク許容度を超えたレバレッジ投資は”クソダサい投資家”がすることだから控えるべき」と指摘してきたのですが、どうやら東条氏はそれらを無視した結果「必ずしも正しいとは言えない投資戦略」でクソダサい投資家になってしまったようです。

グッドラック。

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