バフェット太郎です。

米国株式市場の第1四半期(1-3月期)を振り返ると、株価上昇率は+11.15%高と2013年第1四半期以来6年ぶりの好成績となったわけですが、来週からいよいよ第1四半期の決算発表が本価格化する中、株価の行方が注目されます。

ファクトセットによれば、19年第1四半期のS&P500種の予想EPSは前年同期比-4.2%で、16年第2四半期以来のおよそ3年ぶりの減益に陥ることが予想されています。
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ただし、これは昨年の利益水準が減税による押し上げ効果を受けたためであり、減税効果のない今年は前年比で落ち込むのは当然で、単純に比較することはできません。

また、減益になることがすでに予想されているため、仮に減益率が予想よりも低ければ株価は上昇する公算が大きいです。たとえば、-4.2%の減益が予想されている中で、実際は-2.0%の減益にとどまった場合、予想と乖離した2.2%ポイント分が株価の押し上げ効果として期待できるわけです。

そのため、決算内容次第では減益が発表される中で株価がさらに一段高となり、過去最高値を更新する可能性があります。とはいえ、予想PERは16.7倍と、過去5年平均の16.4倍、過去10年平均の14.7倍をそれぞれ上回っていることから割安感はなく、短期的な株価の上昇は将来のリスクを高めかねません。

【S&P500種指数:2014ー2019】
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S&P500種指数の日足チャートを眺めると、16年4月以来3年ぶりのゴールデンクロスを形成していることがわかります。また、直近の底値2346.58ポイントから+23.1%高の2887.61ポイントと、強気相場入りの節目とされる+20%高を上回ったことから、再び強気相場入りしていることも確認できます。

ただし、米国の経済指標が失速しつつあること、そしてバリュエーションが割高になっていることを考えれば、2009年6月から始まる強気相場も最終局面を迎えており、投資家は過度な楽観は控えて慎重に強気相場の波に乗った方が良さそうです。

グッドラック。

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