バフェット太郎です。

クソダサい投資家ほど全財産を賭けた博打のような投資をするものですが、本来、資産運用とは余裕資金で行うものなので、リスクの高い投資は自身の身を亡ぼすだけです。

そもそも、余裕資金とは生活していく中で今すぐ必要としないお金のことで、目安としては、貯蓄から月収の半年分を差し引いた金額になります。

なぜ、投資は余裕資金で行うものなのかと言えば、それは冷静な投資判断を下すためです。多くの投資家が優良株に投資するも狼狽売りに走ってしまったり、半ばパニックに陥るのは、自身のリスク許容度を超えた投資をしているからに他なりません。

また、投資家の中には全財産と信用取引を組み合わせて、大博打に挑む人もいます。しかし、彼らは何か特別な情報を持ち、確信があって投資をしているわけではなく、ごく普通の人たちが先の見えたクソみたいな自分の人生に耐えきれず、それを変えるために博打に走るわけです。(仮に年収1000万円以上で、温かい家庭を持っているのなら、わざわざそんな博打に走る理由はありません。)

もちろん、ギャンブルの結末はいつもカモが身包みを剥がされて終わるものなので、リスク許容度をはるかに超えた投資家たちは、誤った判断を下して市場から退場するだけです。

そのため、冷静な投資判断を下すためにも、投資家は余裕資金で資産運用をしなければなりません。また、余裕資金だからといって、信用取引を駆使した取引はすべきではありませんし、一銘柄に集中投資することも間違いです。

1
加えて、投資の基本は余裕資金で運用することもそうですが、分散投資することもリスクを逓減するために必要なことです。投資家の中には、「資金が少ないうちは集中投資すべき」という意見もありますが、資金が少ないからといって集中投資で成功する確率が上がるわけではないことを考えれば、意味のない理屈だということがわかります。

たとえば、堅実な分散投資をする一人の投資家のパフォーマンスと、集中投資をする百人の投資家の平均的なパフォーマンスは同じくらいでしょう。

従って、クソダサい投資家になりたくなければ、余裕資金と分散投資という基本原則を忘れないでください。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします 
SPONSORED LINK