バフェット太郎です。

ミシガン大学が発表した消費者信頼感指数は予想98.1に対して、結果96.9と予想を下回り、人々が景気の先行き見通しに引き続き悲観的になっていることが示されました。

【米ミシガン大学消費者信頼感指数:重要度★★☆】
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そもそも、消費者信頼感指数とは、人々が景気の先行き見通しに対して楽観的に見ているのか、それとも悲観的に見ているのかについて意見調査の結果をまとめ、指数化したものです。

この指数が上昇していれば、人々は景気が拡大していると感じている一方、指数が下落していれば景気の先行きに不安を抱いていることを意味します。

過去を振り返ると、2000年と2007年のリセッション直前に、いずれも指数が急落しており、景気の先行指標として利用できることがわかります。ただし、指数の急落が必ずしもリセッションを意味するものではないことにも注意しなければなりません。

たとえば、2005年、20011年に指数が急落する場面がありましたが、いずれもリセッションは回避されました。そのため、消費者信頼感指数を売買の判断材料にすることは賢明とは言えません。

とはいえ、現在の景気局面がどのような位置にあるのかを把握しておくことは、投資家として必要な作業です。たとえば、景気拡大期が続く公算が大きいにも関わらず、短期的な調整局面で狼狽売りしてしまえば、強気相場で資産を大きく増やすことができません。

しかし、経済指標から景気拡大期が続く公算が大きいことが読み取れれば、強気相場を途中で降りることなく、資産を大きく増やすことができます。事実、バフェット太郎はこの強気相場の追い風を受けて着実に資産を増やしています。

そのため、消費者信頼感指数が未だ急落していないことを考えれば、ただちにリセッション入りする公算は小さく、投資家は強気のスタンスを堅持すべきです。

グッドラック。

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