バフェット太郎です。

金融庁が公表した『高齢社会における資産形成・管理』によれば、年金だけが収入の無職高齢夫婦(夫65歳以上、妻60歳以上)だと、家計収支は平均で月約5万円の赤字になるため、老後の生活期間を20~30年とすれば、1300万~2000万円必要とのこと。

ただし、この試算には介護費用や住宅リフォーム費用などは含まれていないため、それを加味すればおよそ3000万円ほどが必要になることが予想されます。

多くの人々は、老後の備えとして「貯蓄」を頑張ろうとしますが、仮に3000万円の貯蓄を作ろうとすれば、毎月5万円の積立貯金を50年も続けなければならないことになります。

健康寿命の長期化に伴い、将来の働く期間が長くなることを考えれば、2060年頃の退職年齢は70~75歳くらいになっており、働く期間も47~52年になることが予想されているとはいえ、毎月5万円の積立貯金を50年も休まず続けることなどほとんど不可能です。

そのため、今後多くの人々に「資産運用」は必要不可欠となるため、いつまでも”投資はギャンブル”と思い込んでいては、貧しい老後生活しか待っていないのです。

言い方を変えれば、資産運用をすれば、多くの人々は老後に必要な3000万円を用意することは可能だということです。

たとえば、1948年末から2018年末までの70年間を振り返ると、S&P500インデックスファンドに投資して配当を再投資した場合のトータルリターンの年平均利回りは7.6%だったことから、仮に7%を期待利回りとして、いくつかの変数を用いた場合、どれくらいの期間で3000万円の資金をつくれるかシミュレーションしてみました。
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たとえば、毎月2万円の積立投資をした場合、33年で3000万円に到達し、毎月3万円の積立投資なら28年で、そして毎月5万円の積立投資なら22年で3000万円に到達しました。

つまり、将来の退職年齢70~75歳が想定される中で、未だ30年以上も働く期間が残されている45歳以下の人たちなら、誰もが老後の資金を用意することができるというわけです。

また、運用期間が40年の場合、毎月の積立額が2万円なら5100万円、3万円なら7700万円、5万円なら1億3000万円が予想されます。

ちなみに、3000万円の資産形成に成功したからと言ってすべてを現金化する必要はありません。たとえば、毎年4%(120万円)の利食いをし、残りのお金はそのまま年平均利回り5%で運用すれば、資産を減らすことなく資産運用を続けることができるのです。

しかも、引き出し金額が運用利回りを下回れば、資産評価額はさらに増えることが予想されます。
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つまり、年金の収入が年180万円ほど見込めるのなら、引き出し金額と足して合計300万円の収入が見込めるということです。

とはいえ、運用期間が長くなれば長くなるほど歴史的な株価暴落に見舞われる可能性は大きく、むしろ必然と言えます。こうした中でリスク耐性の低い未熟な個人投資家はすぐに狼狽して保有株を投げ売りしてしまうものです。

しかし、S&P500種指数のトータルリターンが長期的に見れば右肩上がりで上昇を続けてきたことを考えると、投資家は暴落など株価の変動を無視して買い持ちし続けるべきだということがわかります。
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従って、暴落に慣れるためにも、未だ資金が小さいうちから少しずつ投資に慣れる必要があります。そういう意味でも、毎月2~3万円程度の積立投資から始めることは多くの人々にとって賢明な選択だと思います。

グッドラック。

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