バフェット太郎です。

10月15日発売されるバフェット太郎の共著『老後資金2000万円を確実に作る! 一生使える株の強化書』は、金融庁が公表した『高齢社会における資産形成・管理』という報告書がきっかけになっています。

この報告書によれば、収入が年金だけの無職高齢夫婦(夫65歳以上、妻60歳以上)の場合、家計収支は平均で月約5万円の赤字(-5万円=収入19万円−支出24万円)になるため、老後の生活期間を20~30年とすれば、1300万~2000万円必要とのこと。

こうしたことから、『老後資金2000万円を確実に作る! 一生使える株の強化書』では、2000万円を目標にしているわけですけれども、正直2000万円では足りないのはほぼ確実です。

なぜなら、この支出のシミュレーションには介護費用や住宅リフォーム費用などが含まれていないほか、住居費が1万3700円と持ち家が前提となっているためです。

そのため、介護費用や住居費等を加味すれば4000万~5000万円の老後資金を用意する必要がありそうです。とはいえ、4000万~5000万円も用意できる家庭なんてほとんどないので、結果的に働く期間を延長し、不足分のお金を減額していく必要があります。

実際、安倍政権は年金受け取り開始年齢の先送りを70歳以上まで広げるとし、働く期間の延長を促しています。
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安倍首相は講演で、「人生100年時代が到来するなかで、元気で意欲ある高齢者の皆様が増えています。8割の方が65歳を超えても働きたいという意欲を持っておられます」と述べていますが、これは高齢者が生きがいのために働きたいのではなく、食べていけないから働かざるを得ないというのが実情です。

たとえば、介護費用や住居費用などを含めた支出額が28万~30万円程度とし、毎月6万円の収入を75歳まで稼ぎ、90歳で亡くなるとした場合、必要な老後資金は1980万~2580万円になります。

そこで、不足分の1980万~2580万円を用意するのに、いくつかの変数を用いてシミュレーションしてみました。
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たとえば、毎月2万円の積立投資をした場合、32年で約2600万円に到達し、毎月3万円の積立投資なら27年で約2700万円、そして毎月4万円の積立投資なら23年で約2600万円に到達しました。

つまり、将来の退職年齢を75歳として、その後90歳まで生きるとした場合、23年~32年で誰もが老後の資金を用意することができるというわけです。

また、運用期間が50年の場合、毎月の積立額が2万円なら9800万円、3万円なら1億4700万円、4万円なら1億9600万円が予想されるため、早くから積立投資をした人ほど、リッチな老後生活を送れるということになります。

ちなみに、2500万~3000万円の資産形成に成功したからと言って、それをすべて現金化する必要はありません。仮にその後も年平均5%の利回りが期待できるのなら、125万~150万円の収入が期待できます。

そこで、生活費に必要な分だけ利食いして、残りはそのまま運用すれば、資産をほとんど減らすことなく資産運用を続けることができます。

つまり、年金230万円が見込める中で、130万円程度の投資収入が得られるとすれば、年間収入は360万円となるため、年間支出額が360万円であれば、永遠の生活費が保障されることになります。

このように、資本主義社会では金融市場をうまく利用した人ほど得をする仕組みになっており、反対に金融市場を利用できない情弱ほど、残酷で貧しい未来が待っているわけです。

グッドラック。

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