バフェット太郎です。

強気相場が最終局面を迎え、弱気相場がヒタヒタと近づく中、多くの投資家は絶望を感じているかもしれません。しかし、投資の世界では弱気相場こそが富の源泉となり得ることから、悲観的になる必要は一切ありません。

たとえば、1929年の世界恐慌において、S&P500種指数は-85.9%と大暴落しました。

【S&P500種指数:1928-1932】
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この時、多くの投資家が米国株と資本主義の未来に絶望したわけですが、仮に1929年9月から1954年11月にかけて「大恐慌どころか不況など一度も訪れず、株価は横ばいで、配当も減配されない素晴らしいシナリオ」と「大恐慌による株価大暴落と減配の実際に起きた現実」では、どちらのパフォーマンスが優れていたでしょうか。
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この間、S&P500種指数は+7%だった一方、大恐慌がなかった場合のS&P500種指数の配当再投資込みのトータルリターンは+172%と好成績でした。しかし、大恐慌が起きた実際のトータルリターンは+344%と、大恐慌がなかった場合の成績を大幅にアウトパフォームしました。

なぜ、このようなことが起こるのかと言えば、当時、1929年から32年にかけて、配当が55%減配したものの、株価はさらに暴落(-85.9%安)したため、減配したにも関わらず配当利回りは上昇したのです。

結果的に配当を再投資した分の株の配当利回りは、歴史的な高水準だったことに加えて、バリュエーションも割安だったことから、49年以降の強気相場でリターンの加速装置となったわけです。

こうしたことから、弱気相場での配当再投資と積立投資が富の源泉となることがわかると思います。

とはいえ、あなたはこれから始まる株式市場の暴落、そして弱気相場に狼狽し、配当を再投資するどころか投げ売りしてしまうかもしれません。そんな時に思い出して欲しいのが、過去の大暴落とS&P500種指数の長期チャートです。

過去30年間を振り返ると、株式市場の大暴落は二度ありました。それが01年のドットコムバブル崩壊と08年の金融危機です。

【ドットコムバブル:2001】
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【金融危機:2008】
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当時、多くの投資家が狼狽し、売りが売りを呼ぶパニックとなりました。また、08年の金融危機では資本主義の終焉を予感させました。

しかし、その後の株高と景気拡大はあなたの知っている通りです。

【S&P500種指数のトータルリターン:1989-2019】
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歴史的な大暴落も、過去となれば当時が絶好の買い場だったということがわかります。明日という未来は明後日には昨日という過去になり、10年後の未来も30年後には20年前の過去となります。

数十年後の未来から見れば、今は絶好の買い場であり、優良株を投げ売りする理由は一切ありません。そのため、株式市場の暴落で心が折れそうになったら、長期チャートを眺めるて気持ちを落ち着かせるといいと思います。

グッドラック。

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