バフェット太郎です。

6月のFOMC(米連邦公開市場委員会)でFRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長が年内の利下げを示唆したことから、いよいよ金と金鉱株の時代が到来します。

【米2年債利回りとバリック・ゴールドの推移】
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(※グレーは米2年債利回りが低下した時期を示しています。)

過去30年を振り返ると、1990年、2001年、2007年に米経済はリセッション(景気後退)入りしたわけですが、この三回のリセッションで共通したことは、米2年債利回りの暴落と金鉱株の暴騰でした。

1990年のリセッションで米2年債利回りが暴落すると、バリック・ゴールド(GOLD)は4ドルから28ドルと、およそ7倍になりました。また、2000年と2007年のリセッションでは、それぞれ14ドルから28ドル、28ドルから53ドルと、およそ2倍になりました。

このように、過去を振り返れば米2年債利回りの暴落は金鉱株の暴騰を意味するため、FRBが年内の利下げを示唆したということは、金鉱株の強気相場が始まることを意味します。

実際、金先物価格もこれまでのレジスタンス(上値抵抗線)を上に抜けました。

【金先物価格:週足】
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金先物価格は15年12月の利上げ局面以降、1377ドルを上値に重い展開が続いていました。これは、金利上昇局面では米長期債に投資するだけで年2~3%の利回りが期待できるのに対して、金を保有していても利息を生まないためです。

そのため、金利上昇局面では金は魅力の無い示唆として投資家らから敬遠されてきたわけですが、FRBが利下げに踏み切れば、相対的に売られすぎていた金にも投資マネーが流入することが期待できるため、今後は値上がり益が期待できます。

また、金鉱株はレバレッジ効果が期待できるため、金価格よりも上昇しやすいです。

【金鉱山会社のレバレッジ効果】
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上のグラフは金価格を三つの変数に分けて金鉱山会社の利益を比較したものになります。

たとえば、金価格が1000ドル、採掘コストが900ドルの場合、金鉱山会社の利益は100ドルになります。しかし、金価格が1.5倍の1500ドルに値上がりすれば、採掘コストが900ドルと同じなら、金鉱山会社の利益は600ドルと6倍に増加します。 さらに金価格が3000ドルまで上昇すれば、採掘コストを900ドルとした場合、利益は2100ドルと、利益は21倍にも増えるわけです。

つまり、金価格が値上がりすれば、金鉱山会社はレバレッジ効果が期待できるため、金よりも大きな値上がり益が期待できるというわけです。

ただし、利下げ余地が乏しいことを考えれば、金鉱株がバブル相場と呼べるほど大きなものになるかどうかは微妙です。

グッドラック。

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