バフェット太郎です。

若くして億万長者になるような、いわゆる「勝ち組投資家」と言われる人たちに共通している点は、ごく一握りの中小型成長株に集中投資したり、レバレッジを利用してハイリスクな取引を繰り返すというスタイルです。一方で、幅広い銘柄に分散投資して「勝ち組投資家」となった若い投資家はほとんどいません。

それもそのはず、前者のリターンはリスクを最大化した結果である一方、後者のリターンはリスクを抑制した結果だからです。

そのため、若くして「勝ち組投資家」と言われるような人たちは必然的にリスクの高い取引をしている場合が多いです。これを真に受けて、経験の浅い未熟な投資家たちは「勝ち組投資家」を目指して、ごく一握りの中小型成長株に集中投資したり、レバレッジを掛けたハイリスクな投資をしようとします。

しかし、ほとんどの投資家は「勝ち組投資家」になるどころか大損して株式市場から撤退する羽目になります。なぜなら、彼らがやっていることと言えばリスクの高い取引をしていることに他ならず、100人挑戦すれば1人くらいの確率でしか成功しないものだからです。

ちなみに、国内のアクティブ投資家は20万人以上いるとされ、仮に1%の確率で「勝ち組投資家」になれるとすれば、約2000人もの投資家が「勝ち組投資家」になれることを意味します。2000人という数字に対して「誰でも努力次第で億万投資家になれる」楽観的に考えるのか、あるいは「億万投資家になれない確率は99%に変わりはない」と考えるのかは人それぞれですが、バフェット太郎は後者です。

とはいえ、1%の確率に投資家人生を賭けたいと考える人がいるのも事実です。彼らは少ない金額なら「また種銭を作ることもできる」と楽観的に考えて、リスクの高い投機に走るのです。

しかし、やはりそうした投資スタイルで成功する確率は1%にも満たないため、「何度種銭を作っても損してばかり」なんてことになる場合の方が圧倒的に多いです。

また、やっとのことで種銭の100万円を5000万円に増やし、「あとは二倍にするだけで億万長者になれる!すでに50倍にしたんだから余裕だろww」と「億り人」が見えたと思ったらまさかの大暴落&景気後退入りで振出しに戻り、世の中が不況に沈む中また一からやり直し、なんてことになるのがオチです。

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もちろん、確率の話なのでリスクの高い投資スタイルで成功できる勝ち組投資家が誕生するのも必然です。彼らは自身がどのようにして投資で成功出来たのかについて雄弁に語りますが、彼らの言葉の意味するところは、全て「リスクの高い投資をしろ」に集約されます。

また、彼らは同時に損切りの徹底などリスク管理の重要性を説きます。(たとえば買値から5%下げたら損切りするといった感じです。)しかし、投資家の買値が「売り」か「ホールド」の判断材料となるなら、目先の下落が短期的な調整で終わるのか、あるいは長期的な低迷の始まりなのかといったことは無視され、たとえ同じ銘柄に投資している投資家同士ですら投資したタイミングで判断が分かれることになります。

このような再現性のない投資をしても、勝つ投資家と負ける投資家の違いはほとんど「運」でしかありません。そのため、多くの個人投資家にとって賢明な投資スタイルは、再現性が低いハイリスクな投機ではなく、S&P500インデックスファンドや一握りの優良株に幅広く分散投資したポートフォリオをデザインし、長期で保有し配当再投資を続けるという再現性の高い投資スタイルです。

この投資法でお金持ちになるにはかなりの時間(30~40年以上)を要するものの、「人生100年時代」といわれるかつてない長寿化を迎えている日本人にとって、最適な投資スタイルです。

グッドラック。

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