バフェット太郎です。

12日のNYダウ株式市場は前日比+313.66ドル(+2.00%)高の1万5973.84ドルと急伸して取引を終えました。急伸した主な要因は、OPEC(石油輸出国機構)が減産する用意があるとの報道を受けたことに加え、小売統計が予想を上回ったことが好感されましたためです。

原油価格は前日比+12.32%高の1バレル29.44ドルと急騰したことにより、投資家のリスク選好度が上昇したことで株が買われました。エクソン・モービル(XOM)+1.80%高、シェブロン(CVX)+2.94%高、コノコフィリップス(COP)+3.20%高でした。また、これまで売り叩かれていた金融株も買われ、ウェルズファーゴ(WFC)+4.76%高、JPモルガン・チェース(JPM)+8.33%高、シティ(C)+7.32%高、バンク・オブ・アメリカ(BAC)+7.08%高と大幅に上昇しました。

商務省が発表した1月米小売統計は、前月が-0.3%減と低調だったため景気の先行きが心配されていましたが、予想+0.3%増に対し、結果+0.6%増と予想を上回ったことで、景気の先行きが懸念が後退しました。これを受けてウォルマート・ストアーズ(WMT)は+1.32%高、ターゲット(TGT)+3.64%高、ホームデポ+2.69%高でした。
WFC
チャートはウェルズファーゴ(WFC)の長期チャートです。MACDは07年以来のデッドクロスが発生しています。WFCはバフェットのコア銘柄で、バリュー株投資家が銀行株をポートフォリオに組入れる際、必ず候補に挙がる銘柄ですから投資している個人投資家も多いと思います。しかし、短期的には弱気相場が続くため、長期投資家の握力が試されると思います。最初のサポートラインは44.75ドルで、これを割り込むと36~38ドルのサポートラインが目標になります。

ぼくはWFCに投資していませんが、もしぼくが同社に投資していたとしても絶対に売ったりしません。むしろ下落局面では買い増していきたいです。また、そう考えているホルダーも多いと思います。

ただし、ここで注意したいのはWFCなどの金融株を買いすぎて金融株中心のポートフォリオになってしまうことです。そうならないためにも、タイミングをずらすなどして少しずつ買い増していくと良いと思います。また、エクソン・モービル(XOM)などの石油株も同時に買い増すことでセクター分散を忘れないようにしたいところです。

ちなみに、WFCの他にUSバンコープ(USB)もバリュー株投資家に好まれる銀行株です。ただし、短期的には弱気相場が続くと思います。
USB
チャートはUSBの長期チャートです。移動平均線を試されていますが、ぼくは割り込むと思います。また、トレンドラインを引くと23ドルが目標株価になります。これは高値から50%の下落になりますが、過去の下落幅を考えれば決して大げさな下落幅ではありません。(98年-64%安、08年-80%安でした。)

WFCやUSBは長期バリュー株投資家向きの金融株ですが、相場が終わっているので今後は投資家の握力が試されると思います。

★★★

S&P500ETFにおいて、金融株の構成比率は16%とハイテク株の20%に次いで第二位です。そのため金融株の低迷はS&P500指数を押し下げると思います。また、投資家はハイテク株などの高PER株を避ける傾向にあるので、S&P500指数はNYダウ30種に対してしばらくアンダーパフォームすると思います。

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