バフェット太郎です。

13日の日本経済新聞によれば、ファンドマネジャーのピエール・アンデュラン氏が原油価格は年内にも50ドルまで上昇するとの見通しを示したと報じています。

彼は元ゴールドマン・サックス出身で、すご腕原油トレーダーとして有名でした。昨年夏から原油価格は30ドルを割り込むと予測し、見事的中させています。また、アンデュラン氏のほかにもあちこちで投資ファンドが原油価格の反発をにらんだオプション取引をしています。

彼らは原油生産者が価格低迷に耐えられず、供給増に歯止めがかかるとみています。主な理由は原油価格が20ドル台ではほとんどの産油国で生産コストを下回るため、操業を続けられるのは1~2ヵ月程度だからです。

実際、現金収支が悪化している旧ソ連の産油国アゼルバイジャンやベネズエラ、ナイジェリアなどでは、自国通貨安と原油からの収入不足のダブルパンチで生活必需品が高騰し、物不足から大規模デモや国外へ脱出する国民が後を絶ちません。

また米エネルギー省は9日、今年の原油生産量が前年比-8%減の日量869万バレルまで落ち込むとの見方を示しました。金融機関もシェール向け融資に慎重になっていることから、負債比率の高いシェール企業に今後淘汰の波が押し寄せてくることで、原油の供給増に歯止めがかかりそうです。
WTI
チャートは原油先物価格の日足チャートです。ダブルボトムを形成し底打ちした可能性があります。

最初の目標価格は34ドルでこれをブレイクアウトするかどうかが注目されます。

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