バフェット太郎です。

トランプ大統領が3000億ドル分の中国製品に対して10%の追加関税を9月1日から課すと表明したことで、前日比+300ドル高で推移していたダウ平均は一転して-280ドル安と急落しました。

これは、中国が約束した米農産物の追加購入とオピオイド鎮痛薬「フェンタニル」の対米輸出停止が守られていないことに業を煮やしたためです。

今回対象となる3000億円分の中国製品には、これまで対象外だった電化製品、携帯電話、衣料品などの消費者向け製品が含まれるため、追加関税が発動されれば米国の個人消費支出に直接影響を与え、インフレが押し上げられることが予想されます。また、中国が新たに報復措置を取る可能性が高いです。

さて、FOMCから一夜明けた今日、債券市場と金先物市場に投資マネーが流入し、投資家らが再びリスクオフの姿勢を鮮明にしました。これは、パウエルFRB議長が「(今回の利下げは)長期的な利下げ局面の始まりではない」と言明したことを嫌気したためです。

【米2年債利回り:1999-2019】
6
米2年債利回りは1.73%と、200週移動平均線の1.64%に接近しつつあります。米2年債利回りは政策金利と概ね相関関係にあることから、米2年債利回りの暴落は政策金利のさらなる利下げを示唆していると言えるため、200移動平均線を割り込むかどうかが注目されます。

CMEフェドウォッチによれば、投資家が予想する9月の利下げ確率は84.2%と、前日の48.6%から急上昇しました。また、年内二度の利下げがあると予想する確率は80.3%と、こちらも前日の52.5%から急上昇しました。

ちなみに、現在の政策金利は「2.00%-2.25%」ですから、米2年債利回り(1.73%)は一回分の利下げに相当する「1.75%-2.25%」をすでに織り込み、二回分の「1.50-1.75%」を織り込んでいます。

また、安全資産とされる「金」にも投資資金が流入しています。

【金先物価格:2011-2019】
5
金先物価格は米中貿易戦争激化に対する懸念と利下げへの期待感から、一時1460ドル台をつけるなど、およそ6年ぶりの高値をつけました。金価格はこれまでのレジスタンス(上値抵抗線)を突破していることから、強気相場入りした公算が大きいです。

【ヴァンエック・金鉱株・ETF(GDX)2009-2019】7
金鉱株の代表的なETFであるヴァンエック・金鉱株・ETF(GDX)は年初来+32.1%高と大きく上昇しています。直近のターゲットは16年高値の31.28ドルで、これを上にブレイクアウトするようなら次のターゲットは52.51ドルです。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします 
SPONSORED LINK