バフェット太郎です。

世界経済の減速と貿易戦争の激化が金の魅力を一層高めています。

【金先物価格(週足)2010-2019】
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金先物価格の長期チャートを眺めると、2012年の安値1526ドルのレジスタンス(上値抵抗線)を上回ったことから、12年の高値1798ドルをターゲットに一段と上昇する公算が大きいです。

そもそも金(ゴールド)は利息を生まないことから、金利上昇局面では多くの投資家が金への投資を避けてきました。(わざわざ金に投資しなくても、利回りが上昇している債券に投資するだけでリターンが確保できるからです。)

しかし、世界経済の減速が進む中、FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げに舵を切ったこと、そして欧州の長期債がマイナス金利に落ち込むなど保有コストが求められるようになったことで、金の魅力が相対的に増しているのです。

また、金はドルと逆相関の関係にあるわけですが、トランプ大統領は世界的な通貨戦争に対抗すべきだとして、ドル安を望んでいます。かねてからトランプ大統領は「中国と欧州は輸出競争力を強化するために為替操作をしている」と批判し、「(米国も)対抗すべきだ」と宣言していました。

実際、ユーロは対ドルで緩やかに下落しており、人民元は1ドル7.1元とおよそ11年ぶりの安値を付けています。仮に通貨戦争が激化すれば、金は世界の代替通貨としての価値が増します。

このように、金の上昇を妨げる要因がなくなりつつある今、ポートフォリオの一部に金を組み入れることは理に適っています。

ちなみに、2007年の米不動産バブル崩壊に賭けて大儲けした伝説のファンド・マネジャー、ジョン・ポールソン氏のポートフォリオは11%をSPDR・ゴールド・ETF(GLD)が占めていて、同氏のポートフォリオの主力銘柄になっています。

また、新興国株のパイオニア、マーク・モビアス氏も金に対しては強気の見方をしており、保有比率を10%程度にすることを推奨しています。

一方で、米国の年金基金などは多額の資金をFAAMG株に振り分けているのに対して、金に対しては1%も振り分けていないことから、金市場に将来多額の投資マネーが流入することが期待されています。

グッドラック。

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