バフェット太郎です。

投資スタイルは主にバリュー株とグロース株の二つに分けられますが、クソダサい投資家ほどグロース株はバリュー株より優れていると勘違いしているものです。

ハッキリ言って過去の経験則に従えば、グロース株がバリュー株よりも優れているということは証明されていません。また、その反対にバリュー株がグロース株よりも絶対的に優れているというわけでもありません。

つまり、どちらの投資スタイルが優れているとかはなくて、特定の景気局面において、どちらか一方がもう一方をアウトパフォームする時期が続くことがあるというだけです。

【米国株のスタイル別指数の推移】
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(出所:野村アセットマネジメント

たとえば、1980年12月から2018年7月までの投資スタイル別指数の推移を眺めると、バリュー指数がグロース指数よりも比較的優位だったということがわかります。ただし、90年代後半にはグロース指数がバリュー指数を上回ったことから、必ずしもバリュー指数の優位が続くわけではありません。

そのため、今後、グロース指数がさらに急伸し、バリュー指数を上回る可能性だって十分あり得るのです。

【米国スタイル別株価指数のパフォーマンス格差】
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このチャートは投資スタイル別のパフォーマンス格差を表しています。たとえば80年代は比較的バリュー指数の優位性が高かったものの、ドットコムバブル期においてはグロース指数の優位性が高かったです。

また、ドットコムバブルが崩壊するとグロース株はボコボコに売られ、バリュー指数の優位性が高まりました。

しかし、2008年の金融危機以降、売られすぎたハイテク株が再び強気相場の牽引役になると、グロース株指数の優位性が顕著に見られるようになりました。

このように株式市場の歴史を振り返ると、バリュー株指数とグロース株指数がそれぞれ優位だった時代は概ね半々で、特にどちらか一方の投資スタイルの方が優れているということは認められませんでした。

とはいえ、特徴としては特定の投資スタイルが一度勝ち始めると、それが何年にも渡って続くということに気が付くと思います。たとえば、90年代後半はグロース株指数の優位性が数年間続きましたし、ドットコムバブル崩壊後はバリュー株指数の優位性が数年間続きました。

そのため、金融危機以降グロース株指数がバリュー株指数に勝ち続けるというのは、ある意味で自然なことで特に驚くべきことではありません。そのため、過去10年間だけを振り返って、「グロース株指数がバリュー株指数を上回っているから、グロース株投資の方が有利だ」と結論付けるのはおっちょこちょいです。

歴史に答えを求めるのならば、「グロース株優位の時代がいつまでも続くのではなく、必ずバリュー株優位の時代が訪れる」と考える方が自然です。

ちなみに、投資家の中には、「時代の変化に合わせて投資スタイルを変えることで、パフォーマンスを最大化できる」と豪語する人もいますが、効率的市場仮説に従えば、多くの投資家は市場を出し抜くことができないため、そうした投資戦略が必ずしも報われるわけではなく、おそらく手数料と税金分損をするのがオチです。

そのため、個人投資家は特定の投資スタイルを一貫して継続した方がはるかに賢明だと言えます。

グッドラック。

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