バフェット太郎です。

9月30日のNYダウ株式市場は前日比+96.58ドル(+0.36%)高の2万6916.83ドルと上昇して取引を終えました。世界経済の成長鈍化と米中貿易戦争激化が懸念される中、ダウ平均は3四半期連続でプラスになるなど好調を維持しています。

【ダウ平均:日足】
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昨年末にダウ平均が直近の高値から-19.6%暴落すると、多くの投資家が含み損を抱えて絶望に打ちひしがれていました。しかし、こうした暴落局面でも不安と恐怖に打ち勝ち愚直に積立投資を続けた投資家は少しずつ含み益を増やしています。

かくいうバフェット太郎も予め定めた意思決定プロセスに従い、機械的にそして愚直に積立投資をしているので、含み益を少しずつ増やしています。

ところが、昨年末の暴落で狼狽売りに走った投資家はもちろん、積立投資や配当再投資を怠った怠惰な投資家は、その後の上昇の恩恵を十分に享受することはできませんでした。

彼らは「機械的な積立投資は思考停止のマヌケな戦略」「このまま米国株は弱気相場入りする可能性があるのだから、買い増しせずに静観するべき」とついつい”タイミング”を見計らってしまったのです。

バフェット太郎はこのブログをはじめた2016年1月以降、読者に対して何度も「タイミングを計るな」「予め定めた意思決定プロセスに従い、愚直に積立投資を配当再投資を続けろ」と言ってきました。これは誰も正確にタイミングを計ることができないからです。

結果、その通りに運用し続けた投資家と、それを怠った投資家で明暗が分かれただけです。

さて、ダウ平均は2万7000ドルをレジスタンス(上値抵抗線)にして伸び悩んでいることから、「米国株は天井だ」と考える投資家も少なくありません。しかし、下値が切り上がるなど「強気の三角保ち合い」を形成しつつあることから、一時的に2万6000ドルをターゲットに調整するも、その後反発してレジスタンスを突破する公算が大きいです。

そのため、短期的な急落が訪れても、狼狽売りは禁物ですし、積立投資や配当再投資を怠るべきではありません。あなたがやるべきことは「タイミングを無視して、予め定めた意思決定プロセスに従い、愚直に積立投資と配当再投資を続けること」だけです。

グッドラック。

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