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バフェット太郎です。
”想像を絶するだらしなさ、ルーズさ”で1億2000万円もの申告漏れを国税局から指摘されたチュートリアルの徳井義実氏に対して、脱税で逮捕された「青汁王子」こと三崎優太氏が世の中の不平等に嘆きの声を上げています。

一応振り返っておくと、今年2月、三崎氏は架空の広告宣伝費を計上するなどして、法人税約1億4000万円、消費税約4000万円、計1億8000万円を脱税したとして逮捕されています。また、18年8月には自身のツイッターで国税局から連絡を受けていることを明かし、「20億円は税金を納めている。全部記録済み」「数十億円納税して、この仕打ちはやってられない」と投稿するなど不満の声を上げていました。

とはいえ、100億円納税すれば1億円分は免税されるなどといった法律はなく、所得に応じて納税義務が発生するので、20億納めたから2億円免税されるなどということはないのです。

さて、今回の件を巡って三崎氏が逮捕された一方、徳井氏は逮捕されなかったことを受けて、「国民差別」という意見もあります。しかし本当に国税局は好感度によって国民を差別されているのでしょうか。結論から言えば、「今回のケース」は差別には当たりません。なぜなら悪質性が認められなかったからです。

【徳井義実氏の場合】
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国税局は徳井氏に対して「所得隠し」と「申告漏れ」を指摘しています。まず、所得隠しは2012年~2015年までの四年間で、プライベートな旅行や洋服、アクセサリー代などを経費として計上したことが認められず、約2000万円の所得隠しと認定されました。

実は、徳井氏は「飲食店及びコンサルタント」「FC加盟店に対する市場調査」等、節税(※脱税ではない)を目的とした会社を作っていて、旅行などを経費として計上しようとしていたのです。(洋服やアクセサリーもタレント業の衣装代として計上しようとしたと思います。)

しかし、これを国税局は経費として認めないと認定したわけです。

次に2016年から18年までの三年間についてですが、これは1億円の「申告漏れ」が指摘されました。「申告漏れ」とは、経理の計算ミスなど間違いや無申告などを指します。

つまり、徳井氏は売上を隠蔽しようとしたり架空の経費や人件費などを計上しようとせず、単純に無申告だったことから追徴課税が課せられるだけで済むのです。そのため、いずれも悪質性が認められず逮捕を免れたというわけです。

一方で三崎氏の場合は違います。

【三崎優太氏の場合】
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三崎氏は前述した通り、1億8000万円の脱税をしたとして逮捕されました。三崎氏は2015年~2017年までの二年間で、架空の広告宣伝費を計上し利益を減らすなどして法人税を免れようとしたほか、架空の仕入れを計上して消費税と地方消費税を免れようとするなど、明らかな悪質性がありました。

仮に徳井氏が「飲食店及びコンサルタント」事業で架空の人件費を計上するなどしていれば、悪質性が認められて逮捕されていたかもしれません。

従って、三崎氏の「国税のさじ加減は酷い!!」という主張は間違っていて、三崎氏は逮捕されるべくして逮捕された一方、徳井氏が逮捕を免れたのも当然と言えるのです。

グッドラック。

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