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バフェット太郎です。

バフェット太郎はかねてから米国株で資産運用をしていますが、何も全力買いしているというわけではなくて、現金をいくらか保有しています。

これは、株式市場が暴落したり弱気相場入りしても、”十分な現金”があればパニックに陥ることなく愚直に積立投資を続けることができるからです。仮に弱気相場で十分な現金がないと、「急いで現金を確保しておこう」と狼狽売りに走ったり、あるいは「もう少し株価が安くなってから買い増そう」と考えて、結局”絶好の買い増し機会”を逃してしまうなんてことになりかねません。

しかし、”十分な現金”を保有しておくことのデメリットもあります。それは、現金は投資家に安心をもたらしてくれるものの、1円も利息を生んでくれないことです。これは投資家にとって大きな機会損失を意味します。

そこで、現金の一部を短期債に投資するという選択肢もありますが、個人向け国債はほとんど利息を生まないため意味がありません。また、外貨建MMF(マネー・マーケット・ファンド)は為替リスクがあります。

このように、現金(流動資産)の置き場所というのはバフェット太郎のような長期投資家にとって悩みの種でもあるわけですが、最近、「貸付ファンド」がそれを解決してくれるのでは?と考えています。
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「貸付ファンド」とは、利回りと運用期間が予定された金融商品のことです。

具体的に言うと、上の図のように➀「投資家」が「ファンド組成企業」の金融商品に投資し、➁ファンド組成企業」が借り手である「企業」に貸し付けます。そして③「企業」が事業利益で貸付金と利息を「ファンド組成企業」に返済し、④「ファンド組成企業」が「投資家」に分配金を支払うというものです。
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また、利回りと運用期間が予定されているので、たとえば、年間予定利回り4.5%、運用期間12カ月の貸付ファンドに100万円投資した場合、一年後に104万5000円(税引き前)となって返ってくることが期待できます。
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つまり、短期間で比較的高い利回りが期待できるので、国債よりもリターンが高く、株式よりもリスクが低いミドルリスク・ミドルリターンの投資ができるというわけです。

また、その他にもメリットが四つあります。
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一、相場変動の影響を受けないため、株式に比べてリスクが低く、運用の手間がかからない

二、利回りと運用期間が予め設定してあるため、投資計画が立てやすい

三、一円単位の少額投資ができる

四、手数料が実質無料

ただし、デメリットもあります。それは、返済遅延とデフォルトのリスクです。「返済遅延」とは元本や利息の返済が遅れることで、「デフォルト」とは元本が満額回収できないということです。

とはいえ、貸付ファンドを提供する「Funds」の専門チームが、財務状況の健全性など厳格な審査を実施していることに加えて、企業にとって無理のない利息が設定されていることから、デフォルトのリスクは低いです。

また、途中解約ができないというデメリットもあります。そもそも、予め運用期間が決められているということは運用計画が立てやすいというメリットがある一方で、途中解約できないデメリットがあることを意味します。そのため、運用は計画的でなければなりません。

ちなみに、ファンドの中には銀行から資金調達した方が利息が安い企業もあるわけですが、そうした企業がわざわざ「Funds」を利用して投資家から資金調達するのは、広告効果が期待できるためです。

たとえば、企業が1億円を金利1.5%で銀行から資金調達すれば、利息は150万円になります。また、借りたお金で200万円の広告を打てば、利息と広告費で350万円になります。

しかし、企業がFundsを利用して金利2.0%で投資家から資金調達した場合、利息は200万円となるものの、同時に投資家らに自社の商品やサービスを知ってもらう広告効果が期待できるので、結果的に企業は200万円で1億円を借りられただけでなく、広告を同時に打ったことになるため、150万円の資金が節約できるというわけです。

事実、11月11日より先着方式で受け付けを開始する「大阪王将ファンド」は「特別優待券付き」で資金調達を実施するなど、資金調達と広告を同時に達成しています。今後もこうした広告効果を狙ったファンドが登場することが期待できるため、優待好きの投資家にとっても非常に魅力的だと思います。

「貸付ファンド」の特性上、短期間で資産を何倍にも増やすということはできないので、ソッコーでお金持ちになりたいという投資家には不向きな金融商品ですが、「当面の間(数カ月~一年未満)使い道のないお金があり、その間、少しでも賢くお金を増やしたい」という投資家にオススメです。

ただし、人気の投資先はものの数分で募集金額に到達し、申し込み受付が終了してしまうため、予め無料口座を開設しておくなど早めの準備が必要です。

【Funds(ファンズ)の無料口座開設】はこちらからどうぞ。

というわけで、米国株の強気相場が予想以上に長期化する中、現金の置き場所をずっと悩んでいたので、これを機会に「Funds(ファンズ) 」を始めてみようと思います。

グッドラック。

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