2
バフェット太郎です。

ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、ファストフード世界最大手マクドナルド(MCD)のイースターブルックCEOが解任されたとのこと。

解任理由は従業員と”合意ある関係”を持ったことが理由とされていて、詳細は不明であるものの、イースターブルック氏は従業員へのメールで「私的な行為で会社のポリシーに違反した」と記しました。

後任にはマクドナルドUSA社長のクリス・ケンプチンスキー氏が就任するそうです。

イースターブルック氏は2015年3月にCEOに就任すると、一日中朝マックが食べられる「オールデイ・ブレックファスト」といった施策を実施したりフランチャイズ比率を高めるなどして、それまで低迷していた業績と株価を押し上げました。

ちなみに営業利益率は2014年12月期が29.0%だったのに対して、2018年12月期には40.8%と収益性が11.8%ポイントも改善されました。

【マクドナルド(MCD)週足】
1
株価は2015年2月末の88ドルからわずか四年で2.5倍にまで上昇しました。しかし、最近は朝食時間帯の競争が激化していることに加えて、複雑なメニューがドライブスルーの待ち時間を増やしているとして客数が鈍化傾向にあり、四半期決算も予想を下回っていることから株価が低迷しています。

同社は競争激化を受けて新メニュー「ドーナツ・スティックス」を投入したり、一部メニューを変更することでドライブスルーの待ち時間を減らすなどしてテコ入れを図っています。

3
ケンプチンスキー新CEOによれば「これまでの戦略に変更はない」としており、投資家は客数の鈍化に歯止めが掛かるかどうか引き続き注視する必要があります。

ただし、米マクドナルドは安定したキャッシュフローが期待できるため、株価低迷を過度に悲観する必要はなく、そうした局面は絶好の買い場になり得ます。なぜなら、マクドナルドの主な収益源はフランチャイズによるロイヤリティフィーや賃料、配当であるため、構造的に利益が上がる仕組みになっているからです。

一方で日本マクドナルドはロイヤリティフィーや配当を米マクドナルドに「支払う側」であるため、投資妙味はあまりないので注意してください。

【米マクドナルドのキャッシュフロー推移】
4
本業の儲けを表す営業キャッシュフローが毎年安定して黒字である一方、投資支出も安定して低いため、毎年40億ドルもの莫大なフリーキャッシュフローを創出しています。

今後も安定した業績が期待できることを考えれば、投資家は予期しない人事や短期的な株価の変動に一喜一憂することなく、株を長期で保有し、配当を再投資し続けることが賢明です。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします 
SPONSORED LINK