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バフェット太郎です。

投資の世界では、長期的な資産形成をはじめるなら米国株への長期投資が最適解になり得ることで知られているわけですが、だからと言って米国株が常に最高のパフォーマンスが期待できるというわけではありません。

特定の景気局面では日本株や新興国株、仮想通貨に後れを取る場合だってありますし、金や現金を大幅にアンダーパフォームする局面だってあります。言い方を変えれば、米国株以外の投資対象にも必ずチャンスは訪れるので、普段から投資・経済について勉強している人たちは、資産の”一部”をそうしたチャンスに振り分けて、楽しみながら投資をするのも良いと思います。行き過ぎた原理主義は息苦しいだけだと思うから。

さて、世界経済の成長鈍化と米中貿易戦争激化の懸念を受けて、中長期的には金や金鉱株、デジタル・ゴールドの仮想通貨ビットコインなどに注目していますが、新興国株ではベトナムが注目される公算が大きいです。

ベトナム統計局が発表した第3四半期(7-9月期)の実質GDPは前年同期比+7.3%と好調でした。これは米中貿易戦争激化に伴い中国からの生産移管が一段と進んだことで、スマートフォンなど対米輸出が増加しているためです。事実、ベトナムの対米輸出額は東南アジアで最大で、1~10月までの輸出額は前年同期比+28%と増加しています。

ベトナムの優位性のひとつとして安価な労働力が挙げられます。中国は国内の労働者が不足していることで次第に賃金が上昇し、これまでの競争優位性を失いつつあることから、中国の代替先として注目されているのです。事実、ベトナムの失業率は2.2%と労働市場は極めて堅調です。

また、安価な労働力や地理的な条件だけでなく、政治が安定していることも企業が投資先として選びやすい要因になっています。

中国からベトナムに生産移管が進めば、ベトナム人の所得が増え、消費市場に波及することが期待できます。ベトナムの一人当たりのGDPは2551ドル(2018年)にとどまるものの、2020年には2955ドル、2024年には3952ドルまで伸びることが期待されています。

ただし、ベトナムは外貨準備高が輸入額の二カ月半程度しかありません。これは通貨危機とインフレのリスク要因となり、経済危機が起こるリスクを高めます。そのため、ベトナムへの投資は必ずしも安心してできるものではありませんが、今のところ時代の変化がベトナムの追い風になっているのは事実です。

そのため、こうした時代の変化、トレンドに乗って、資産の一部をベトナム株に移すのもおもしろいと思います

【ヴァンエック・ベクトル・ベトナム株・ETF(週足)】
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ベトナム株ETF(VNM)の週足チャートを眺めると、上値が切り下がる一方で下値が切り上がる「三角保ち合い」を形成していることから、どちらか一方に大きく動くことが予想されます。

バフェット太郎は短期的に見れば200週移動平均線である15.34ドル水準を目指す可能性があるものの、米国株の強気相場が続いていることを考えれば、反発して上に大きくブレイクアウトすると予想しています。

グッドラック。

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