バフェット太郎です。

人生100年時代を迎える中、多くの人々にとって資産運用は必須であり、資産運用をしなければ貧しい老後が待っているだけです。そのため、少しずつではあるけれど、米国株を中心とした世界の株式に分散投資して、ゆっくりと着実に資産形成を始めている人が増えてきています。

しかし、多くの個人投資家は「S&P500インデックスファンド」や「全世界株式インデックスファンド」に積立投資することが最適解であることを知りつつも、途中で投げ出したりするものです。

なぜなら、インデックスファンドへの積立投資は地味で退屈で、それでいて人生のほとんどを”それ”だけに投資し続けなければならないので、誰も続けることができないのです。そのため、多くの個人投資家は、ポートフォリオのほとんどを将来の資産形成を目的にインデックスファンドに投資しつつも、1~2割程度は”趣味の投資”をするなどして楽しみながら投資を続けた方が現実的です。

たとえば、最近は「現代アート」や「ファッション」への投資があります。「現代アート」は5~10年以上の長期保有が一般的で、アーティストの成長を期待して投資するものです。絵画は一点当たり10~30万円程度で、それがアーティストの生活費や制作費用になります。

アーティストが”売れっ子”に成長すれば、絵画の価格は購入時から10倍以上値上がりすることも珍しくない一方、いつまでも無名のままなら絵画にも値段が付きません。また、絵画は簡単に売れませんから流動性のリスクが高いです。

しかし、絵画は興味がない人にとってみればどれもただのゴミですが、好きな人にとってみればそれを眺めているだけで幸せな気持ちになれるのだから、お金を現代アートに変えることは理に適っていると言えます。

また、「ファッション」への投資がありますが、これは「スニーカー」や「バッグ」「時計」などがそれに当たります。たとえば、「スニーカー」は一足当たりの単価が安いため、若年層でも少額から分散投資をすることができます。最近では人気ブランドの限定品がメルカリで簡単に売れるため、流動性のリスクも低く抑えられます。

「ファッション」への投資も「絵画」と同じように、興味がない人にとってみれば面倒くさくてゴミの山が増えるだけのように思えますが、好きな人にとってみれば、宝の山に囲まれて生活できるわけですから、お金をそうした新しい資産に変えるのは理に適っています。

(※もちろん、「現代アート」や「ファッション」への投資で将来に備えた資産形成はできませんから、あくまで『趣味としての投資』にとどまりますが。)

これは、金やビットコインにも同じことが言えます。誰かにとって価値のないモノも誰かにとってみれば非常に価値のあるものになり得ます。そのため、他人には理解されないけれど、そこに”市場”があり、価値が付くものであれば、あらゆる『わたしの好きなもの』は資産となり得ますから、『趣味の投資』を始めて楽しみながら資産運用をするのも良いと思います。

グッドラック。




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