バフェット太郎です。

ぼくの投資スタイルは配当を再投資して長期で保有するというものですが、銘柄を選ぶ際、PERでスクリーニングにかけたりなんてことしないです。

銘柄を選ぶ際のアプローチの仕方ですが、PERやPBRなどでスクリーニングにかけて銘柄を絞るといったやり方をする投資家が多いと思います。ぼくはこうしたやり方をしません。なぜなら、PERでスクリーニングにかけると割安な高PER株を見逃す可能性が高いからです。

割安な高PER株とは、現在のエネルギー株や素材株、不況下の資本財株などを指します。エネルギー株や資本財株は業績を市況に大きく左右されるので、特定の景気局面では業績を悪化させ、赤字の場合PERの計算が不能になってしまい、さらに、わずかな利益が残った場合はPERが何十倍にもなったりします。

歴史を振り返れば、エネルギー株や素材株、そして資本財株が割安だったのはPERの低いときではなく、むしろ高いときでした。これは一時的な業績の悪化により見かけのPERが高くなってしまったためです。

従って、PERでスクリーニングにかけてしまうと、こうした割安な高PER株を見逃してしまうので、ぼくはPERでスクリーニングにかけたりしません。

PERは業績が安定したディフェンシブ株などに限定して使うべきです。ただし、ここでも注意しなければならないことは、配当性向の高い銘柄ほど株価は底堅く推移する場合が多いので、「PER18倍以下」を限定にしていると優良高配当株を見逃す可能性が高くなります。

例えば昨年、マクドナルド(MCD)は1株100ドル、PERは20倍と決して割安な水準とは言えませんでした。一方で配当性向は67.6%と高かったため、配当利回りはPER20倍でも3.5%ありました。配当狙いの投資家は多いので、買い圧力が大きかったのです。結果、一日中朝マックが食べられるという施策で業績が回復し、株価は下がることなく118ドルまで上昇しています。ここでもPERでスクリーニングにかけることでせっかくの優良株をみすみす見逃すということをしてしまうのです。

このような理由から、ぼくはPERで銘柄選択なんてしないです。また、投資を覚えたばかりの初心者は、すぐに公式に当てはめて株価が割安か割高かを判断しようとしますが、そんな都合の良い魔法の公式なんてないのです。

PERはディフェンシブ銘柄など業績が安定している銘柄に限定して使った方が良いです。また、配当性向なども考慮することを忘れてはいけません。

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