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バフェット太郎です。

個人投資家の中には友人や同僚に「投資をしている」なんて口を滑らせて、場を凍らせた経験がある人も少ないはず。

これは、多くの人にとってお金を稼ぐということが「労働の対価」であり、投資でお金を稼ぐということは「ギャンブルやマルチ商法などやましいことをして稼いでいること」とか「楽して稼ぐズルい行為」と同義に他ならないからです。

たしかに、株式投資で”投機”(ギャンブル)することはできますし、株価の値上がり益で稼ぐということは、自分の買い値より高値で買い付ける投資家がいて、さらにその投資家よりも高値で買い付ける投資家がいることで含み益が拡大しますから、マルチ商法のようなものと言えなくもありません。

また、株を買うだけならクリックひとつで出来てしまうので、楽してお金を稼いでいるとも言えます。

とはいえ、これは「物事の本質を理解していないから」と言えます。そこでこんなたとえ話を紹介したいと思います。



ある床屋の店主がシャンプー台が故障してしまったので修理業者を呼びました。

駆けつけた業者はシャンプー台を一通り点検すると、工具を取り出して緩んでいたネジを締めなおしました。するとシャンプー台は元通り使えるようになり、店主に100ドルの請求書を手渡しました。

「100ドルだって?ネジを締めただけなのに!」と、店主は声を荒げました。

そこで業者は請求書に明細を付けることにしました。

ーネジを締めた分が1ドル。どこのネジを締めるべきか知っている分が99ドルー このような冗談は、何に価値があるのかを教えるときに多くの場面で使われます。

たとえば、株式投資は株が紙くずになるリスクがある一方、優良株に投資することでそのリスクを軽減することができます。優良株と一言でいっても、それは必ずしも成熟した大型株を指すわけではなくて、安定したキャッシュフローと健全な財務体質などが挙げられます。

具体的な銘柄を挙げれば、コカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブル(PG)などがそれで、これらの銘柄はいずれも消費者に馴染みのあるブランドと圧倒的な市場シェア、そして価格競争力を有していることから、永続的で安定したキャッシュフローが期待できます。また、自己資本比率も適正で財務体質も健全であることから、これらの銘柄を長期で保有し、配当を再投資し続けるだけで資産を着実に増やし続けることができるのです。

これは何も決算書を完全に読めるようになる必要なんてなくて、大雑把に読める程度でも十分です。なぜなら、一握りの優良株というのは数字が訴えかけてきてくれるから。

とはいえ、多くの非投資家たちは決算書を大雑把に読むことすらしないどころか、「投資はギャンブルでマルチ商法まがい」と信じてやまず、本当にギャンブルなのか、あるいはマルチ商法まがいなのか調べようともしないのです。

また、株を買うことはクリックひとつで済ませることができますが、そこから先はリスク、リスク、リスクです。株価は毎日のように変動し、楽観と悲観のニュースで溢れている中で、優良株を保有し続けるということがなかなかどうして難しいものなのです。

だからこそ、「株式投資は楽してお金を稼ぐズルい行為」なんて勘違いしている人たちは、いつまで経っても自分の人生のどこのネジを締めるべきかもわからないまま機会損失をし続けるわけです。

グッドラック。




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