バフェット太郎です。

米国で絶大な人気を誇る個人投資家向け情報サイト「モトリーフール」に『5%を超える配当利回りで注目される米国配当株3選(2020/01/12)』との記事。とりわけ「長期投資」を前提とした場合、パフォーマンスに対する「配当」の寄与度は「バリュエーション」よりも大きいため、投資家は配当に注目した方が良さそうです。

【保有期間別・パフォーマンスに対する寄与度:バリュエーション/配当成長率/配当利回り】
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(出所:Man Institute

世界最古で英最大級のヘッジファンド、マン・グループのレポートによれば、パフォーマンスに対する寄与度は保有期間が長ければ長いほど配当の重要性が増すとのこと。

たとえば、保有期間を1年とした場合のパフォーマンスに対するバリュエーションの寄与度は51.1%ですが、保有期間を20年とした場合の寄与度はわずか6.9%にまで低下します。その一方で配当の寄与度は大きくなっています。

そのため、「長期投資」を前提とした場合、バリュエーションよりも配当を重視した方が良さそうです。

さて、「モトリーフール」では高配当株が3銘柄紹介されていましたが、それとは別にバフェット太郎が最近注目している高配当株が米百貨店大手メーシーズ(M)です。

【メーシーズ(M):日足】
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メーシーズは年末商戦が好調だったことを追い風に株価が上昇しています。目先200日移動平均線がレジスタンス(上値抵抗線)になっていますが、50日移動平均線をサポートラインとして「買い」が続くことが期待されています。

ちなみに、11~12月の既存店売上高は、予想-2.5%に対して、結果-0.7%と予想を上回りました。

ジェフ・ジェネットCEOは年末商戦の業績について「トレンドが大幅に改善した」とし、「デジタル事業や”グロース150”の業績が好調だった」と発表しています。ちなみに、”グロース150”というのは、既存店150店舗をアップグレードさせるメーシーズの新戦略です。

【メーシーズ(M):週足】
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メーシーズの週足チャートを眺めると、三角保ち合いを形成後上にブレイクアウトし、底打ちしつつあることがわかります。ただし、50週移動平均線がレジスタンス(上値抵抗線)となるため、これを上にブレイクアウトできるかどうかが注目されます。

配当利回りは株価が暴落したことで8.48%と超高配当株になっています。また、予想PERは7.5倍と割安です。

とはいえ、業績の底打ちが完全に確認されていないことから、現在のペースでキャッシュフローが縮小し続ければ、2年以内に減配せざるを得ないと言われており、減配のリスクは決して低くはありません。

そのため、投資家は今後の業績を注視しつつ、注意深く見守る必要があります。

(※『5%を超える配当利回りで注目される米国配当株3選』は「モトリーフール 」で無料で閲覧することができます。)

グッドラック。




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