バフェット太郎です。

著名投資家ウォーレン・バフェット氏の師であるベンジャミン・グレアム氏によれば、「(投資で成功するためには)現金と勇気が必要だ」とのこと。

1929年、米食品スーパー大手のA&P社(2010年に破綻)の株価は494ドルで推移していましたが、世界恐慌が株式市場を襲うとA&P株は大暴落し、32年に104ドル、38年には36ドルと、ピークの10分の1以下まで値下がりしました。

当時、投資家らは業績が大きく落ち込んでいることや、相場全体が低迷していることを理由にA&P株を投げ売りしていましたが、グレアム氏は業績の落ち込みは不況による一時的なものと考え、「現金と勇気があるなら割安株は積極的に買い増すべき」と主張しました。

39年、A&P株は118ドルと、底値から3倍以上値上がりしました。

バフェット氏も「他人が貪欲になっている時は恐る恐る、周りが怖がっている時は貪欲に」と主張し、00年のドットコムバブル崩壊後、誰もが株式市場に弱気になっている時に、粘土レンガのアクム・ビルディング・ブランズや建築塗料のベンジャミン・ムーア、カーペットのショール・インダストリーズ、住宅供給のクレイトン・ホームズ、そして食品卸売・流通のマクレーンなど、優良企業を次々と買収しました。

このように、バフェットは誰もが悲観的になっている時に積極的に投資をすることで大きなリターンを獲得してきました。

とはいえ、これは何も「弱気相場を待ってから株を買え」という意味ではありません。そもそも弱気相場がいつ訪れるのかがわからないことを考えれば、強気相場で株を保有していないこともリスクになるからです。

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たとえば、今から4年前の16年1月、バフェット太郎がこのブログを始めたばかりの頃、投資家の中にはFRBによる利上げが景気の腰を折るとして、狼狽売りに走った投資家も少なくありませんでした。その後、著名投資家ジム・ロジャーズ氏は一年以内に米国経済がリセッション(景気後退)入りすると予想し、17年にはジョージ・ソロス氏が米国株は暴落すると予想していました。

しかし、ダウ平均は16年の1万6000ドルから2万9000ドルと大きく上昇しています。仮にロジャーズ氏やソロス氏の助言に従いリセッションや暴落が訪れるのを待っていたら、いつまで経っても投資を始められなかったことになります。

そのため、予想に反して強気相場が続く可能性があることを考えれば、株式は常に保有しておいた方が良いと言えるわけです。

そこで、具体的な運用方法ですが、予めアセットアロケーション(資産配分)を決めておくと迷わずに運用をすることができます。

たとえば、株式60%、債券20%、現金20%とし、一年に一度リバランス(配分調整)を実施すれば、株安局面で株を積極的に買い向かうことができます。つまり、誰もが悲観的になっている局面で積極的に割安株を買い増すことができるのです。

このように運用をルール化すれば、投資で成功するために必要な”勇気”と”現金”を人工的に生成することができるので、多くの個人投資家が運用ルールを設けることは理に適っています。

グッドラック。




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