バフェット太郎です。

投資の世界では「時間は最大の武器」と言われ、若いうちから投資を始めた方が有利だと考えられています。これは、資産市場では複利の効果が働くため、指数関数的に資産が増えるからです。

【ダウ平均:1990-2020】
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たとえば、40年前のダウ平均は2500ドルと、現在の10分の1以下でしかなかったため、当時の10%上昇分は、現在1%の上昇率で達成することができます。

このように、指数関数的に資産が増えていき、時間の経過とともに複利の効果が大きくなることを考えれば、株式投資は早くから始めた方が有利です。しかし、もともと十分な現金を持っていない20代の若者が焦って投資を始めても、将来の資産額に与える影響はわずかなので、それほど慌てる必要はありません。

たとえば、米国株の年平均利回りは7%程度なので、25歳の若者が仮に50万円を運用したとしても一年間で得られるリターンはわずか3万5000円でしかなりません。これなら副業で毎月3万円(一年で36万円)稼いだ方が10倍も大きなリターンを稼ぐことができます。

なぜ、資産運用をするよりも副業をした方がお金を稼げるのかと言えば、市場で運用する資本の大きさが違うからです。

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たとえば、50万円分の株式を買うということは、50万円(金融資本)を期待利回り7%の株式市場で運用することを意味します。一方で、毎月3万円を副業で稼ぐということは人的資本を労働市場で運用することを意味します。

人的資本とは、人間が持つ能力を資本として考えた経済学の概念で、人的資本が大きい人(つまり高学歴や資格保有者)ほど労働市場でお金を稼ぐことができます。仮に、年収600万円の人が期待利回り2%の労働市場で働いた場合、その人の人的資本は3億円になります。

つまり、期待利回り7%の株式市場で50万円を運用するよりも、期待利回り2%の労働市場で3億円運用した方がより多くのお金を稼げるのは当たり前だという話です。

そして、多くの若者は親や社会から莫大な投資を受けてきたので、高校・大学を卒業した時点で少なくとも1億円以上の人的資本を有することになります。そのため、若いうちほど労働市場で資産を増やした方が合理的だと言えるのです。

しかし、だからといって年平均利回り7%しか期待できな株式投資に魅力がないわけではありません。たとえば、将来の資産額が1億円に到達すれば年間700万円ものリターンが期待できます。これは、平均的なサラリーマンの年収よりもずっと大きな金額です。

そのため、若いうちは働くことに集中して年収を上げながら、その一方でお金を株式市場に回していき、少しずつ着実に大きくしていった方が賢明です。

グッドラック。




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