バフェット太郎です。

米仮想通貨投資ファンド大手のグレイスケール・インベストメンツによれば、伝統的なヘッジファンドや年金基金などが仮想通貨の保有量を増やしているとのこと。これは仮想通貨クラスタにとって良い兆候です。

グレイスケールがまとめた報告書によれば、2019年の仮想通貨投資信託への投資額は6億0770万ドルと、2013年~2018年までの累積投資額5億6230万ドルを大きく上回りました。ちなみに、2013年~2019年までの累積投資額は11億7000万ドルでした。

投資家の数は前年比+24%で、新規の投資家による投資額は1億4690万ドルで、残りの4億6080万ドルは既存の投資家によるものです。

また、2019年の投資額の71%がヘッジファンドや年金基金など機関投資家によるもので、前年の66%から5%ポイント増加しました。

投資家の数が増えている背景には、ビットコイ投資信託が新たにローンチされたことで、これまで縁のなかった50代~80代の投資マネーを呼び込んでいるためです。こうしたことは過去に金市場でも見られ、その後金価格は大暴騰しました。

【金先物価格:1991年末-2011年末】
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1991年末から2011年末までの20年チャートを眺めると、2001年に255.80ドルのボトムをつけ、その後2011年にかけて大暴騰したことがわかります。

これは2003年3月にオーストラリアで金ETFの取り扱いが開始されたほか、2004年11月に米国でも取り扱いが開始されたことで、多くの投資マネーが金市場に流入したためです。とりわけ機関投資家がポートフォリオの一部に金を組み入れたことが金相場を大きく押し上げました。(金市場は株式市場よりもずっと小さい市場なので、機関投資家の投資資金が少し流入するだけで大きく値上がりするのです。)

そして、これと同じようなことが今後ビットコイン市場でも期待されているのです。(ビットコイン市場は金市場の7分の1程度しかないとても小さな市場です。)ビットコインETFは未だ承認の見通しは立っていませんが、ビットコイン投資信託を通じて投資マネーが流入すれば、2000年代の金と同じかそれ以上の上昇トレンドが続くことが期待できます。

【ビットコイン:週足】
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事実、ビットコインの週足チャートを眺めると、50週移動平均線をサポートラインに反発したほか、上昇フラッグを上にブレイクアウトしたことが確認できます。上昇フラッグは旗棒の長さと同じ分だけの上昇が期待できますから、2万ドルの大台突破が期待できます。

そのため、個人投資家は将来の「持たざるリスク」を回避するためにも、資産のほんの一部を仮想通貨に振り分けておいた方が賢明です。かくいうバフェット太郎もすでに仮想通貨に資金を振り分けています。(上昇相場は未だ始まったばかりなので、今からでも決して遅くありません!)

ちなみに、バフェット太郎はサイトの使いやすさと安全性の観点からマネックス・グループ傘下で日本最大のビットコイン取引所「コインチェック」を利用しています。「コインチェック」は大手資本が入ったことで徹底したセキュリティ体制が構築されるなど、信頼できる取引所だと思います。

個人投資家が長期的な資産形成を目的に米国株をメインに運用することは正しいですが、せっかく投資の勉強をしているのなら、景気サイクルや時代のうねりに備えて資産の一部を少しだけビットコインに振り分け、『趣味としての投資』を楽しむのも面白いと思います。

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グッドラック。



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