バフェット太郎です。

中国発の新型コロナウイルス拡大が警戒されて、米国株式市場は下落しました。

ダウ平均は前日比170.36ドル(0.58%)安の2万8989.73ドル、S&P500種指数は同30.07ポイント(0.90%)安の3295.47ポイントでした。

【新型コロナウイルスの感染者数と死亡者数の推移】
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感染者数は三日で三倍、死亡者数は四倍に増加しており、今後さらに増加することが予想されています。ただし、致死率は3.0%、患者1人から感染する人数1人程度と、SARSの致死率9.6%、患者1人から感染する人数2~3人程度と比べて感染力、毒性は弱いと見られています。(※今後致死率が上昇する可能性があります。)

新型コロナウイルスの震源地となった中国・武漢市では、市民がパニックに陥っているほか、医療施設で病床が不足し、深刻な状況に追い込まれています。現在、中国政府が新規病院の建設を急ピッチで進めていて、一週間以内にも完成する予定です。

さて、新型コロナウイルスが拡大している背景には中国の隠蔽体質が指摘されています。

そもそも「原因不明の肺炎患者発病」が最初に報告されたのは2019年12月8日で、今から一カ月以上も前のことでした。その後、20年1月11日に武漢市が初の死亡例を発表するも、18日まで感染者数はほとんど増えず、19日になると突然急増しました。

これは、1月12~17日にかけて湖北省武漢市で省レベルの両会が開催されたことと関係があります。両会の審議結果を3月の全人代(全国人民代表大会)で報告しなければならないので、17日までは何事もなかったかのように無事にやり過ごしたかったのです。

また、12月下旬以降、中国のSNS「ウェイボー」などで、「肺炎で高熱が続いても病院で入院を拒まれた」との書き込みが相次ぐも、武漢市公安局は書き込みを削除し、肺炎に関して「事実でない情報を発信、転載した」として8人を「社会秩序を乱す違法行為」と断定し、処罰したと発表しています。

こうした隠蔽体質が被害を拡大させたことから、今後、感染者数と死亡者数が今後急増する可能性が高いです。

ちなみに、株式市場は新型コロナウイルスを全く織り込んでいません。

【S&P500種指数:週足】
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S&P500種指数は3295.47ポイントと史上最高値圏で推移しています。

2003年のSARSを振り返ると、SARS発生直前の11月高値から15.6%安と暴落したことを考えると、2785ポイントをターゲットに下落する公算が大きいです。また、当時、2001年のドットコムバブル崩壊後ですでに値下がりしていたことを考えると、今回は一段と下落し、200週移動平均線をターゲットに下落する可能性もあります。

仮に200週移動平均線の2602ポイントまで下落した場合、高値から21%安となるので弱気相場入りを意味します。

しかし、長期投資家はこうした外的要因による株価の暴落を気にする必要はありません。たとえ貿易の停滞により世界経済がリセッション(景気後退)入りしたとしても、いずれ問題は解決され、再び景気は持ち直すのは必然だからです。

そのため、個人投資家は一握りの優良株やS&P500インデックスファンドに投資したら愚直に積立投資と配当再投資を繰り返し、堅実な運用を続けることが賢明です。

ちなみに、米国株のリスクヘッジをする際、デジタル・ゴールドのビットコインのほか、金鉱株などが魅力的です。たとえば、昨日米国株が下落する中、金鉱株ETF(GDX)は2.06%高、金鉱株世界最大手のバリック・ゴールド(GOLD)1.52%高、金鉱株南ア最大手のアングロゴールド・アシャンティ(AU)4.12%高と急騰しました。

金鉱株はボラティリティ(変動率)が高く少ない資金でリスクヘッジできるため、大きく投資する必要はありません。通常、ポートフォリオの10%までとして金鉱株に投資すれば、リスク資産のヘッジとしては十分です。

グッドラック。



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