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バフェット太郎です。

投資の世界では、常に最高のパフォーマンスが期待できる「最強の投資法」というものは存在しません。

そのため、現在、市場平均を上回る「最強の投資法」が未来永劫市場平均を上回る「最強の投資法」であり続ける保障はどこにもないのです。

もちろん、景気サイクルやトレンドに合わせて最高のパフォーマンスが期待できる投資法で挑めば、常に最高のパフォーマンスが期待できます。しかし、誰もそれをやらないのは、誰も未来を正確に占うことなどできないという単純な理由からです。

つまり、一握りの天才投資家や運の良い投資家を除けば、多くの個人投資家にとって「最強の投資法」は、「(あなたが)一貫して継続できる投資法」ということになります。

とはいえ、なかなかどうしてそれができないものです。当初こそ「これなら一貫して継続できる」と信じて疑わなかったものの、保有株が暴落したり自身のパフォーマンスが他人のパフォーマンスや市場平均などと比べて劣後していると、たちまち自身を失い「このまま続けていて本当に良いのだろうか」と心配になるためです。

結果、狼狽売りに走り、誰もが称賛する投資対象に投資し、安心を得るのです。

たとえば、これまで米国最強株のひとつとしてもてはやされたアマゾン・ドットコム(AMZN)は、S&P500種指数が史上最高値を更新する中、2018年9月のピークから一割近く下落しています。

【アマゾン・ドットコム(AMZN)】
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誰もが称賛する銘柄というのは割高な場合が多く、たとえ業績が拡大していてもバリュエーション(PERやPBR)が低下することで結局株価が上がらないということが往々にしてあるのです。

そして、アマゾンのような無配株はキャピタルゲイン(値上がり益)しか期待できませんから、勢いを失った銘柄への投資は失敗と言え、再び別の銘柄が気になり始めて狼狽売りに走ってしまうのです。

事実、そうした投資ブロガーをこの数年間何人も見てきました。彼らはブログとともに忽然と姿を消すので、あたかも初めから存在しなかったように見えますが、そうした投資家はブロガーに限らずゴマンといるのです。

ちなみに、アマゾンは「FAAMG」といった米主要ハイテク株の一角であるわけですが、その他の銘柄は依然として好調であるため、アマゾン以外の「FAAMG」株に投資した人たちは報われています。

つまり、現在は「FAAMG」の中でも”たまたま”アマゾン以外に投資した人たちが生き残り、あたかもそれらに投資している人たちがまるで「最強の投資法」を見つけたかのように勘違いしているのです。これを「生存者バイアス」といいます。

冒頭で述べたように、常に最高のパフォーマンスが期待できる「最強の投資法」というものは存在しません。そのため、個人投資家は他人のパフォーマンスや短期的なパフォーマンスを無視して、自分に合った投資スタイルを見つけて一貫して続けた方が賢明です。

グッドラック。



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