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バフェット太郎です。

ダウ平均は前日比409.15ドル(+1.51%)高の2万7490.51ドルと反発して推移していますが、これは調整局面の終わりを示唆しているのでしょうか、あるいは一時的な反発に過ぎないのでしょうか。

結論から言えば、どちらとは言えないものの、投資家は株価の変動を無視して、一握りの優良株を長期で保有し続けた方が賢明です。

【ダウ平均:日足】
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さて、ダウ平均の日足チャートを眺めると、200日移動平均線をサポートライン(下値支持線)として反発していることがわかります。これが、調整局面の終わりを意味するのか、あるいは一時的な反発に過ぎないのかは誰にもわかりません。

【ダウ平均:週足】
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ダウ平均の週足チャートを眺めると、50週移動平均線に到達してたことがわかります。調整局面がこれで終わりなのか、あるいは一時的な反発に過ぎず、再び下落するかどうかがわからないのは、新型コロナウィルスのパンデミック(世界的な大流行)の懸念が高まっているほか、200週移動平均線が下で待っているためです。

つまり、新型コロナウィルスの感染拡大の影響が、予想以上に世界経済に打撃を与えるようなら、200週移動平均線をターゲットにさらに暴落するリスクが高いということです。一方で、それほどパンデミックの懸念が和らげば、このまま反発して株高の様相を呈することになりそうです。

いずれにせよ、50週移動平均線か200週移動平均線まで下落すれば、その後反発してバブル相場入りする公算が大きいです。なぜなら、FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長が利下げに踏み切ることが予想されているためです。

【米2年債利回り:週足】
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米2年債利回りは1.19%で推移しており、これは現在の政策金利1.50~1.75%よりも0.31%ポイント低い水準です。かねてからFRBは利下げの度に0.25%ポイント金利を引き下げていたことを考えれば、米2年債利回りと政策金利の間に「利下げ1~2回分」の差があることを意味します。

つまり、現行の金利水準が続けば、FRBは1~2回分の追加利下げのプレッシャーがかかっていると言えるのです。

とはいえ、米経済が依然として堅調であることを考えれば、追加の利下げは強気相場の過熱要因となり、バブル相場に拍車をかけることになりかねません。

【ダウ平均:1996-1999末】
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FRBは過去にも景気拡大期の中で利下げに踏み切ったことがあります。それが90年代後半の相場で、当時、FRBは98年に三度の利下げをすると、今度は99年に三度の利上げに踏み切るなど、政策金利を動かすことで経済をコントロールしようとしたのです。

結果、米国株は乱高下しながらも史上最高値を更新し続け、バブル相場となりました。そのため、仮に歴史が繰り返されるなら、これから米国株は乱高下しながらも、バブル相場となることが予想されるのです。

★★★

多くの個人投資家たちは暴落後の反発を受けて、調整局面は終わったのか、あるいは一時的な反発に過ぎないのかを見極めようとしています。しかし、タイミングを正確に計ることなど誰にもできないことを考えれば、それはあまり意味のないことです。

それよりも、「調整局面による下落幅が限定的である」こと、そして「FRBがバブル相場に舵を切ろうとしている」ことを考えれば、個人投資家がやるべきことは、タイミングを見計らうことではなく、短期的な株価の変動を無視して一握りの優良株を忍耐強く保有し続けることです。

グッドラック。
 




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