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バフェット太郎です。

トランプ大統領が英国を除く欧州からの入国を30日間禁止すると発表したことで、世界の株式市場がまるで底が抜けたかのように暴落しています。

【世界の株価】
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欧州株式市場は英国、ドイツ、フランスの主要株価指数がそれぞれ一時10%下げる場面があるなど、まさに世界同時暴落の様相を呈しています。

欧州主要600社で構成される「ストックス600」は、英国がEU(欧州連合)離脱を決定した2016年6月以来、およそ3年9カ月ぶりの安値水準をつけました。

イタリア政府がスーパーマーケットや食料品店、薬局を除くすべての店舗の営業を2週間停止することを決定したことで、イタリアの経済成長が大幅なマイナスに落ち込むことが予想されす。また、このまま世界中で人とモノの移動が制限され続ければ、世界は同時不況に陥ることは必至です。

実際、世界の自動車販売台数のおよそ3割を占めている中国の2月新車販売台数は、前年同期比79.1%減と過去最大の減少幅を記録したことで、日米欧の自動車メーカーに大きな打撃を与えることが予想されます。

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さて、米国による入国制限は13日深夜から導入されます。(※欧州からの貨物は対象外です。)また、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けている企業への資金繰り支援に取り組むことも発表されました。

しかし、具体的な景気刺激策が発表されていなかったことで、ダウ平均先物は5%安と急落し、サーキットブレーカーが発動しました。サーキットブレーカーとは、市場のパニックを落ち着かせるための取引停止措置で、先物は5%安で発動します。

現物の場合は7%安、13%安の水準で発動し、15分間取引が停止されます。もし、20%下落したらその日は取引が停止します。

トランプ大統領はパウエルFRB議長に対して、追加措置を要求していますが、仮にFRBが政策金利を0.00~0.25%まで引き下げたとしても、株式市場は下げ止まらないかもしれません。

なぜなら、今回のコロナショックは企業業績に致命的な打撃を与えかねないため、金融機関が貸し倒れのリスクを懸念して「貸し渋り」を起こす可能性が高いからです。つまり、「信用不信」を理由に銀行は企業に対して融資を渋ることから、金利がいくら低くても企業は銀行からお金を借りられないのです。

また、金融機関は企業業績の悪化を懸念して企業への「貸し剥がし」に動くことも予想されます。「貸し剥がし」とは、これまで融資していたお金を期限前に返済してもらうことを意味します。ただでさえ業績が悪化している中で貸し剥がしにあえば、倒産するリスクが一気に高まります。

そのため、銀行は昔から「晴れた日に傘を貸し、雨の日に傘を取り上げる」と揶揄されます。

こうした今にも崩れそうな株式市場の中で、個人投資家はどのような銘柄に投資すれば良いのでしょうか。結論から言えば、安定したキャッシュフローが見込める一握りの優良株です。

たとえば、イタリア政府は今回、店舗の営業を2週間停止することを発表しましたが、人々の生活費に必要な店舗の営業は認めています。それが「スーパーマーケット」や「食料品店」「薬局」「ガソリンスタンド」です。

これらの製品は人々の生活に無くてはならない生活必需品であるため、安定したキャッシュフローが期待できるディフェンシブ銘柄と言えます。

しかし、業績が安定していても弱気相場では例外なく売られます。なぜなら、インデックスファンドやETFなどが普及したことで、それらに組み入れられているディフェンシブ銘柄もまとめて売られる傾向にあるからです。

言い方を変えれば、弱気相場は一握りの優良株が割安な価格で取得できる絶好の機会だと言えます。

ちなみに「優良企業の一部を忍耐強く保有することを推奨する」という強い主張を一貫して投資家に進言している「モトリーフール」は数多くの優良配当株をニュースレターの中で紹介しています。

モトリーフール」 は1993年に、デビッド・ガードナー氏とトム・ガードナー氏の二人の兄弟によって設立され、投資関連ウェブサイトランキングでは、ウォールストリート・ジャーナルに次ぐ全米5位に位置する人気投資メディアです。

90年代半ば頃には三大投資ウェブメディアとして「モトリーフール」「ザ・ストリート・ドットコム」「マーケットウォッチ」が挙げられていました。

モトリーフールの由来はシェイクスピアの「お気に召すまま」からとっています。本書には、カラフルな色の服に身を包んだモトリーフール(宮廷の道化師)が王様の機嫌を損なうことなく(※自身の首を跳ねられることなく)真実を進言することができた唯一の人物として描かれています。

つまり、エコノミストやアナリストらが権威に屈し、忖度のある相場見通しを示しているのに対し、モトリーフールは権威に屈することなく真実を伝えることを信念とし、個人投資家にレポートを提供しているのです。

たとえば、スペシャルフリーレポートの「リセッション(景気後退)に強いインフラ銘柄・食品銘柄7選」で紹介されている銘柄の中には、新型コロナウイルスの影響を受けにくい優良配当株がいくつも紹介されています。

いずれも競争優位性の高いビジネスモデルを背景に、安定したキャッシュフローと配当が期待できるため、忍耐強く保有し続けられるだけでなく、弱気相場で積極的に配当を再投資できる銘柄ばかりです。

そのため、これから一握りの優良株に投資して忍耐強く保有し続けたいという個人投資家は「モトリーフール」のレポートで紹介されているような銘柄を参考にしながら、投資の勉強をすれば良いと思います。

モトリーフールのスペシャルフリーレポート(無料登録)はこちらからどうぞ

グッドラック。



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