バフェット太郎です。

FRB(米連邦準備制度理事会)が今月三度目となる臨時のFOMC(連邦公開市場委員会)を開き、米国債やMBS(住宅ローン担保証券)の目標買い入れ額を従来の7000億ドルから当面の間「無制限(必要量)」とする緊急措置を決定しました。

FRBは15日に開いた臨時のFOMCで、米国債を5000億ドル、MBSを2000億ドル買い増すことを目標に、QE(量的緩和政策)の再開を決定していました。しかし、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が懸念される中で、企業が相次いで手元資金を積み上げていることから、ドル資金が逼迫し、コマーシャルペーパー(企業が短期の資金調達に使う無担保短期社債)の金利が急上昇しました。

そのため、FRBは米国債やMBSの買い入れ額を無制限とし、大量の資金供給をすることでドル資金が逼迫しなように(つまり、金利が上昇したり流動性が低下しないように)、今回の緊急措置を決定したわけです。

また、FRBはABS(資産担保証券)を買い入れることも発表しています。ABSとは、消費者ローンや中小企業向け融資を担保とした資産担保証券のことで、たとえば、自動車ローンや学生ローンは基本的にキャッシュフローを生み出す債権であるわけですが、この債権を担保として証券化したものです。

つまり、自動車ローンや学生ローンを担保としたABSを買い入れることで、家計向けのローン金利が上昇しないように、家計を間接的に支援することができるのです。

このように、FRBが企業と家計の資金供給を支えるために、無制限の米国債やMBSを買い入れれば、バランスシートは一段と拡大しますから、その分市場に大量の資金が供給されるので、株式市場も追い風となります。

【S&P500種指数とFRBのバランスシート】
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実際、過去を振り返るとFRBの量的緩和政策に伴い株式市場が大きく上昇していることがわかります。ただし、2008年9月に米国で史上初めてとなる量的緩和政策が実施された際は、株式市場が混乱の真っただ中にあったので、バランスシートが拡大する中で株価は大暴落しました。

そのため、今回もコロナショックによる混乱の中にあることを考えれば、バランスシートをいくら拡大しても株価が直ちに反発することは期待できそうにありません。しかし、量的緩和政策の効果はジワジワと着実に効いてくるはずですから、長期的に見れば今の暴落局面は絶好の買い場であり、その後はバブルとなる公算が極めて大きいです。

とはいえ、底打ちがいくらなのか、そして底打ちの時期が(バフェット太郎は4月~8月頃と予想していますが)いつになるかは誰にもわかりませんから、投資家は愚直に積立投資をするほかありません。

今回の暴落局面で個人投資家の中には急いで買い向かってしまい、買い増し用の現金をすでに使い切ってしまった人も少なくないはず。彼らはこの先の暴落局面をソワソワしながら眺めるほかないのです。

ちなみに、バフェット太郎は毎月最後の金曜日に5000ドル分買い増すことを運用ルールにしていますから、27日の金曜日にも(エクソン・モービルを)買い増すことを予定していますし、今後一年分の買い増し用の資金も確保しています。

従って、バフェット太郎はこれまでも、そしてこの先も、目先の値動きに一喜一憂せず、一握りの優良株に投資し、配当を再投資し、愚直に積立投資するだけです。

グッドラック。

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