バフェット太郎です。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が続く中、これから株式投資を始めようかどうか迷っている20代の若者も少なくありません。結論から言えば、20代は今こそ始めるべきです。
そもそも、個人投資家にとって最大の武器は時間だと言われますが、これは複利の力が働くため、資産が指数関数的に拡大することが期待できるためです。
【100万円を年平均6%で運用した場合】
たとえば、100万円を年平均6%で40年間運用した場合、当初の100万円は10倍の1000万円になります。また、仮に毎月3万円の積立投資をした場合、同期間で6600万円と、積立投資をしなかった場合の6.6倍、投資をせずに貯金だけした場合(1540万円)の4.3倍にもなります。つまり、20代のうちから貯蓄と投資を習慣にするだけで、将来絶望的な格差が生まれるわけです。
さて、そうした中、20代の金融資産はいくらくらいあるのでしょうか。
【20代の金融商品保有額の平均と中央値】
金融広報中央委員会による平成30年度の「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)」によれば、金融商品保有額の平均は249万円だった一方、中央値は111万円とのこと。
20代は年収が低いので貯蓄がない人たちも少なくありませんが、その一方でマイホームの購入を控えて堅実に貯蓄に励んでいる層もおり、これが平均を押し上げています。
【20代の金融商品保有額】
グラフを眺めると、金融資産非保有者が全体のおよそ三分の一を占めているものの、残りの三分の二は多かれ少なかれ貯蓄に励んでいることがわかります。
とはいえ、仮に毎月3万円の積立貯金をしたとしても、40年後にようやく1440万円になるだけで、それで生活が楽になるなんてことはありません。一方で、20代のうちから資産運用をはじめ、愚直に積立投資を続けることができれば、将来数千万円もの資産を築くことができます。
中には夫婦共働きで毎月8万円の積立投資ができるなんていう世帯もあると思います。仮に積立金額を8万円とすれば、当初の100万円はおよそ1億6000万円にも増え、配当金だけで年間300~600万円が期待できます。
また、多くの個人投資家は高値で買い、安値で売って損をしてしまいますが、定期的な積立投資を続けることで弱気相場でより多くの株を買い増すことができます。
長期で運用すれば景気サイクルを何周も経験することになるわけですが、そうしてあらゆる局面を乗り越えて60代を迎えるころには、貯蓄しかしなかった者や貯蓄すらしなかった者とでは歴然たる資産格差が生まれるわけです。
このように、20代は時間という資産運用において最大の武器を持っているので、できるだけ早くから積立投資をすることで、少しだけリッチな老後生活を送れるようになります。
グッドラック。
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「石油市場は大崩壊へ」と題して、石油市場で起きていることをわかりやすく説明しているほか、米シェール企業の破綻連鎖が懸念される中で、どうして大手石油メジャーへの投資は絶好のチャンスになり得るのか?ということについて解説しています。
ぜひご視聴ください!
また、チャンネル登録もよろしくお願いします!!
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さて、そうした中、20代の金融資産はいくらくらいあるのでしょうか。
【20代の金融商品保有額の平均と中央値】
金融広報中央委員会による平成30年度の「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)」によれば、金融商品保有額の平均は249万円だった一方、中央値は111万円とのこと。
20代は年収が低いので貯蓄がない人たちも少なくありませんが、その一方でマイホームの購入を控えて堅実に貯蓄に励んでいる層もおり、これが平均を押し上げています。
【20代の金融商品保有額】
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とはいえ、仮に毎月3万円の積立貯金をしたとしても、40年後にようやく1440万円になるだけで、それで生活が楽になるなんてことはありません。一方で、20代のうちから資産運用をはじめ、愚直に積立投資を続けることができれば、将来数千万円もの資産を築くことができます。
中には夫婦共働きで毎月8万円の積立投資ができるなんていう世帯もあると思います。仮に積立金額を8万円とすれば、当初の100万円はおよそ1億6000万円にも増え、配当金だけで年間300~600万円が期待できます。
また、多くの個人投資家は高値で買い、安値で売って損をしてしまいますが、定期的な積立投資を続けることで弱気相場でより多くの株を買い増すことができます。
長期で運用すれば景気サイクルを何周も経験することになるわけですが、そうしてあらゆる局面を乗り越えて60代を迎えるころには、貯蓄しかしなかった者や貯蓄すらしなかった者とでは歴然たる資産格差が生まれるわけです。
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