バフェット太郎です。

バフェットは米国株がしばらく低迷することを予想しているかもしれません。

著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRK.B)の第1四半期決算によれば、現金及び現金同等物が1370億ドル(約14兆6000億円)と莫大な手元資金が積み上がっていることが明らかになりました。

バークシャーはかねてからその莫大な手元資金の使い道が課題となっていて、2019年第4四半期には22億ドルもの自社株買いを実施していて、「株価が適切であるなら、自社株買いを減速させるつもりはない」と主張していました。

しかし、2020年第1四半期で、バークシャー・ハザウェイの株価が最大31%暴落したにも関わらず、自社株買いはありませんでした。さらに、バフェットは年次株主総会で「魅力的な投資先がない」と述べています。

これは、バークシャーの本質的価値が毀損している可能性が高いと言えます。

そもそもバフェットはバリュー株投資家であり、「株価が企業の本質的価値を下回っていれば積極的に買い向かう」ということを信条としていたので、バークシャーの株価が暴落しても自社株買いをしなかったのは「バークシャーの本質的価値が大きく毀損しており、株価が適切ではないからだ」と考えられるのです。

実際、バフェットは「感染の第2波が来た時、米国社会がどう反応するのかわからない」として、米国経済の先行き見通しに対して悲観的になっています。

そのため、バフェットは米国株の本質的価値が毀損したことから、「魅力的な投資先がない」とし、未だ莫大な現金を使えずにいると言えるのです。

これは、言い方を変えれば米国株は一段と値下がりするリスクがあると言えます。

【ダウ平均:2000-2020】
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ダウ平均は現在2万3723ドルと、200日移動平均線の2万3782ドルを下回っています。

過去を振り返れば、2000年のドットコムバブル崩壊、そして2008年の金融危機では200日移動平均線がレジスタンスになっていたことから、2020年のコロナショックでも同様に200日移動平均線がレジスタンスとなり、ダウは二番底を目指す可能性があります。

その一方で、米国株はすでに底打ちしたと考える著名投資家は少なくありません

いずれにせよ、未来を正確に見通すことなど誰にもできないことを考えれば、タイミングよく買ったり売ったりすることはできないので、いかなる局面でも長期で保有し続けられる一握りの優良株み投資した方が賢明です。

ちなみに、具体的にどういった優良株に投資すれば良いのかについてですが、「優良企業の一部を忍耐強く保有することを推奨する」という強い主張を一貫して投資家に進言している「モトリーフール」を参考にすると良いと思います。

モトリーフール」 は1993年に、デビッド・ガードナー氏とトム・ガードナー氏の二人の兄弟によって設立され、投資関連ウェブサイトランキングでは、ウォールストリート・ジャーナルに次ぐ全米5位に位置する人気投資メディアです。

90年代半ば頃には三大投資ウェブメディアとして「モトリーフール」「ザ・ストリート・ドットコム」「マーケットウォッチ」が挙げられていました。

モトリーフールの由来はシェイクスピアの「お気に召すまま」からとっています。本書には、カラフルな色の服に身を包んだモトリーフール(宮廷の道化師)が王様の機嫌を損なうことなく(※自身の首を跳ねられることなく)真実を進言することができた唯一の人物として描かれています。

つまり、エコノミストやアナリストらが権威に屈し、忖度のある相場見通しを示しているのに対し、モトリーフールは権威に屈することなく真実を伝えることを信念とし、個人投資家にレポートを提供しているのです。

たとえば、スペシャルフリーレポートの「新型コロナウイルス相場で気をつけるべきことと、注目すべき米国株4銘柄」で紹介されている銘柄の中には、自信を持って保有できる優良配当株がいくつも紹介されています。

いずれも競争優位性の高いビジネスモデルを背景に、安定したキャッシュフローが期待できるため、忍耐強く保有し続けられる銘柄ばかりです。

そのため、これから一握りの優良株に投資して忍耐強く保有し続けたいという個人投資家は「モトリーフール」のレポートで紹介されているような銘柄を参考にしながら、投資の勉強をすれば良いと思います。

モトリーフールのスペシャルフリーレポート(無料登録)はこちらからどうぞ

グッドラック。

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