バフェット太郎です。

投資銀行大手のゴールドマン・サックス(GS)とモルガン・スタンレー(MS)が、それぞれ「世界の経済活動は底打ちしたようだ」と強気の先行き見通しを示しました。

とりわけ消費者の期待感が改善し、人々の移動が増加しつつあること、そして感染拡大初期に比べて家計支出の縮小が緩やかになっていることが要因として挙げられます。

これに先駆けて、同業最大手のJPモルガン・チェース(JPM)は3月末に「リスク資産の大半は底を付けた」と、観的な見方をしていました。

たしかに、米雇用統計を振り返ると、失業率は統計開始の1948年以降最悪の14.7%を示したほか、就業者数の減少幅は2050万人減と1939年以降で最大となるも、いずれも市場予想より良い数字を記録しましたし、一部の州でロックダウン(都市封鎖)が段階的に解除されるなど、経済活動再掲への期待感が高まっています。

さらに、FRB(米連邦準備制度理事会)による無制限の量的緩和策は株式市場にとって追い風になり得ます。なぜならドルの供給量が増えるということは、ドルの価値が低下することを意味し、これは同時にドル建て資産の米国株や米国不動産の価格を押し上げることを意味するからです。

【S&P500とFRBのバランスシート】
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実際、過去を振り返るとFRBのバランスシートの拡大期にS&P500が大きく上昇していることがわかると思います。

ちなみに、5月6日のFRBのバランスシートは6兆7200億ドルと、2月26日の4兆1600億ドルから、1.6倍も増えており、これは今後も拡大することが確実視されています。 そのため、米国株に追い風が吹いているのは事実です。

ただし、再感染のリスクが依然として残っていることを考えると、十分注意する必要があります。事実、感染封じ込めが期待されていた韓国では、感染者数が再び増加に転じて緊張感が高まっています。

韓国で起きたことが米国では起こらないという保証などどこにもないことを考えれば、米経済が底打ちしたと断定することはできません。しかし、前述した通り、FRBのバランスシートの拡大が米国株の追い風になっていること、そして順調に米経済が回復するシナリオもあり得ることを考えると、米国株の「持たざるリスク」があるのも事実です。

そのため、投資家は再感染のリスクが高まることで「二番底」を目指すシナリオと、米経済が順調に回復する二つのシナリオに備えて、堅実に運用する必要があります。

たとえば、こうした局面では一握りの優良高配当株に投資するという戦略があります。これは、安定したキャッシュフローが期待できる高配当株に投資することで減配のリスクを回避しつつ、高配当を得ながら強気相場が復活するのを忍耐強く待ち続けるというものです。

つまり、インカムゲイン(配当収入)とキャピタルゲイン(値上がり益)を両取りする投資アイディアです。

この投資アイディアは、2012年のベストセラー『Get Rich With Dividends(配当金でお金持ちになる)』の著書マーク・リクテンフェルド氏による配当投資専門のニュースレター「Oxfordインカム・レター」が参考になると思います。同氏はウォールストリート・ジャーナルやバロンズなどにも度々寄稿しています。

彼の推奨する銘柄には、優良株でありながら割安で不人気な高配当株が度々紹介されています。つまり、株価の反発によるキャピタルゲインと高配当が同時に見込めるなど、大きなリターンが期待できるのです。

【オックスフォード・トレーディング・ポートフォリオとS&P500種指数のリターン推移】 6 事実、1996年から2015年末までの20年間、「Oxfordインカム・レター」で提唱する”独自の投資法”を実践した「オックスフォード・トレーディング・ポートフォリオ」はS&P500種指数を大きくアウトパフォームしています。

ただし、リクテンフェルド氏の推奨する銘柄はやや値上がり益重視の銘柄選択であり、一時的に減配になったとしても将来の復配を狙った銘柄が少なくありません。

いずれにせよ、キャピタルゲインとインカムゲインの両取りができるという投資アイディアは一考の価値があると思うので是非参考にしてみてください。リクテンフェルド氏から無料で提供されている「永久に持っておきたい6つの高配当株レポート」はこちらからどうぞ。

グッドラック。

(参考:「Oxfordインカム・レター」)

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