バフェット太郎です。

伝説的で秘密主義の投資家ジム・シモンズ率いる大手ヘッジファンド、ルネサンス・テクノロジーズがビットコイン投資に参入したことが米SEC(証券取引委員会)に提出した資料で明らかになりました。

シモンズ氏は数学者として「チャーン・シモンズ理論」を構築し、幾何学で最高の栄誉とされるオズワルド・ヴェブレン賞を受賞するなど世界で数多くの実績を残しています。

シモンズ氏はある日、勘や経験による投資判断を数学的モデルに置き換えられないかと考え、数学者や天文学者、物理学者を雇い、統計的なパターンの研究を始めました。(ちなみにシモンズが経済学者を雇わなかったのは生身の実体経済は投資判断に使えないと考えたためです。)

その結果、「市場参加者は予想外の経済指標の発表で混乱した直後、特定のパターンで動く」ことを発見し、その法則に従えば、確率的に勝率が上がることがわかったのです。

投資の世界では「効率的市場仮説(市場はあらゆる情報を瞬時に織り込むため、誰も市場を出し抜くことはできない)」が信じられているのですが、シモンズによれば、「市場は概ね効率的だが、小さな非効率が無数に存在する」とし、その小さな非効率に注目して利ザヤを稼ぐシステムの構築に成功したのです。

そして80年代後半に立ち上げた旗艦ファンド「メダリオン」は予めプログラミングされた統計手法に基づいて世界の様々な資産クラスを短期で売買し続けることで、運用総額は100億ドルにも成長しました。また、資金が増えすぎた結果効率よく運用できなくなったため非公開ファンドとなり、現在は360人ほどの従業員のためにのみ運用されています。

ちなみに、「投資の神様」ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイとパフォーマンスの優劣を比べると、1990年から2018年までの29年間で26勝3敗と、メダリオンが圧勝しました。

とりわけメダリオンが圧倒したのは1990年、2000年、2008年で、米国株が暴落してボラティリティ(変動率)が高まる局面でした。これはかねてからシモンズが恐怖にかられた人間の投資行動に一定のパターンがあると信じ、研究し続けてきた成果です。

実際、2020年のコロナショックでも、株価が下げ止まった後もボラティリティが高い状態が続いたことで、大きな利益を稼ぎ、年初から4月14日までの運用成績は+24%にもなるなど好調です。

そして、シモンズ氏が次に狙いを定めているのがビットコインです。ビットコインはボラティリティが高いことから大きなチャンスが眠っていると考えているのかもしれません。

【ビットコイン日足】
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ビットコインの日足チャートを眺めると、一時8500ドルを割り込む場面があるなど大きく調整した局面もありましたが、現在は200日移動平均線をサポートラインに反発していることがわかります。

コロナショック後、ビットコインが順調に値を戻しているのは「半減期」が予定されているためです。

「半減期」というのは、マイニングに対する報酬が半減することを意味するのですが、なぜ、わざわざこのような仕組みになっているのかと言うと、ビットコインの価値を維持させるためです。

たとえば、ビットコインは当初から2100万枚と発行上限数が決められているので、仮に2100万枚すべてのビットコインがマイニングされてしまうと、需要に対して供給が上回ってしまうので、物価上昇を意味するインフレ(つまり、実質的なビットコイン価格の下落)が起こり得るわけです。

そこで、ビットコインの生みの親であるサトシ・ナカモト氏は、マイニング報酬を定期的に半減するよう予めプログラミングすることで供給量を抑制し、インフレを退治しようと考えたわけです。

ちなみに、ビットコインの当初のマイニング報酬は1ブロック生成するごとに「50BTC」だったわけですが、それが1回目の2012年の半減期に「25BTC」になり、2回目の2016年に「12.5BTC」になり、3回目となる2020年5月に予想されている半減期では「6.25BTC」になります。

半減期を迎えると供給量が抑制されるので一時的に価格が高騰しやすくなります。実際、過去のビットコイン価格の推移を振り返ると、半減期の後にビットコイン価格が大暴騰していました。
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たとえば、2012年の半減期の後、ビットコインはわずか一年で+8200%と大暴騰しましたし、2016年の半減期後も一年半で+2200%と大暴騰しました。 そのため、ビットコインはこれから大きく上昇することが期待できるのです。 

とはいえ、ビットコインはボラティリティ(変動率)が大きいため、多くの資金をビットコインに振り分けるべきではありません。大きな値上がり益が期待できるということは、それだけボラティリティも大きく、予想外に値下がりした時の損失も大きくなるためです。

そのため、仮想通貨を保有する額は「100倍になったら嬉しいけれど、ゼロになっても生活が変わらない額」が望ましいです。

具体的に言えば、ビットコインはポートフォリオの1~3%程度に留めておくと良いです。これは、仮に1%分の仮想通貨が100倍に値上がりすれば、資産全体の額は二倍になりますが、ゼロになったとしても、残りの99%の資産を年率1.1%で運用するだけで資産額を元に戻すことができるなど、十分修復可能な額だからです。


そのため、これからビットコインへの投資を始めてみようと考えている投資家は、ポートフォリオの1~3%に留めつつ、「半減期」後の強気相場の恩恵を享受すれば良いと思います。

ちなみに、バフェット太郎はサイトの使いやすさと安全性の観点からマネックス・グループ傘下で日本最大のビットコイン取引所「コインチェック」を利用しています。「コインチェック」はアプリのダウンロード数が1位であるほか、大手資本が入ったことで徹底したセキュリティ体制が構築されるなど、信頼できる取引所だと思います。

また、最近は「かんたん本人確認」の提供を開始したことで、最短即日に取引を開始できるようになりました。(従来は郵便を利用した本人確認が必要だったため、最短でも二日間必要でした。)

個人投資家が長期的な資産形成を目的に米国株をメインに運用することは正しいですが、せっかく投資の勉強をしているのなら、景気サイクルや時代のうねりに備えて資産の一部を少しだけビットコインに振り分け、『趣味としての投資』を楽しむのも面白いと思います。

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