バフェット太郎です。

2015年12月末~2020年4月末までのバフェット太郎10種とS&P500ETF(IVV)IVVのトータルリターンは以下の通りでした。

【バフェット太郎10種とS&P500ETF(IVV)のトータルリターン】
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バフェット太郎10種:+46.6%
S&P500ETF(IVV):+55.3%

S&P500ETFのトータルリターンが+55.3%だったのに対して、バフェット太郎10種のそれは+46.6%と市場平均を8.7%下回りました。マイナス幅は前月の-4.0%から4.7%ポイント悪化しました。

これは、コロナショックによる暴落後の反発を受けてハイテク株が大きく上昇した一方、バフェット太郎のポートフォリオの半分を占める生活必需品株の反発が弱かったためです。

【4月の騰落率】
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4月のと騰落率はS&P500種指数が+12.7%だったのに対して、バフェット太郎10種平均は9.2%に留まりました。

エクソン・モービルが大きく上昇していますが、これは3月の暴落による自律反発によるものです。また、ハイテク株が軒並み買われた一方で、コロナショックによる打撃が幾分小さかった生活必需品株の反発は弱く、市場平均に遅れを取りました。

さて、投資の世界では「S&P500インデックスファンド配当再投資戦略」が最適解の一つとして知られています。これは、過去を振り返れば、債券よりも株式のパフォーマンスが高く、全世界株式よりも米国株のパフォーマンスが高い傾向にあるためです。

実際、著名投資家ウォーレン・バフェット氏も「個人投資家はS&P500インデックスファンドに90%、米短期債に10%」のアセットアロケーション(資産配分)を推奨しています。

とはいえ、S&P500インデックスファンド配当再投資戦略は必ずしも”常に最高のパフォーマンス”が約束されているわけではありません。金融危機後の10年間FAAMG株を牽引役にS&P500種指数は大きく上昇し、まさに一強状態であったことから、これからも常に最高のパフォーマンスが期待できると考えている人もいますが、今後はそうはいかないと思います。

なぜなら、コロナ後の世界はこれまでの世界からガラッと変わったことで、世界が同時不況入りすることはほぼ確実です。そしてそれに伴い企業の広告出稿は抑制されますから、ネット広告を主力とするアルファベットやフェイスブックが打撃を受けるほか、高価格帯モデルの新型スマホ「iPhone」が業績の牽引役となっているアップルは、今後、販売台数の鈍化を経験することになる公算が大きいです。とりわけ、中古市場が拡大していることから、自社の中古スマホが新製品の競合になる可能性があるのです。

仮にFAAMGのいくつかが低迷した場合、それはS&P500種指数の足枷となりかねません。なぜなら、S&P500種指数は時価総額加重平均型指数であるため、時価総額の高いFAAMG株の影響を受けやすいからです。

そのため、これまでFAAMG株が市場の牽引役となってきたものの、これからは反対に株価が低迷することで必要以上にS&P500種指数の足を引っ張る可能性があるのです。すると、投資家はこれまで「S&P500種指数はFAAMGを組み入れているから安心」との考え方を改め、「FAAMG株の影響を受けやすいからS&P500インデックスファンドへの投資は控えた方が良い」という結論に代わりかねないのです。

投資家の中には他人の投資成績と自身のパフォーマンスを必要以上に気にしたり、ソッコーでお金持ちになりたいと願うものですから、たとえS&P500インデックスファンドへの投資が悪いことだとは思わなくても、勢いのあるセクターや銘柄に投資したくなるものです。

結果、そうした誘惑に負けるためS&P500インデックスファンドへの投資は続かなかったりするわけです。これは、何もS&P500インデックスファンドへの投資だけには限りません。バフェット太郎10種への投資やハイテク株投資、あるいは新興国株投資にも同じことが言えます。

いかなる投資対象も常に最高のパフォーマンスが期待できるということはありませんし、ドットコムバブル崩壊後の米国株や金融危機後の新興国株のように、10年にわたって低迷する場合だってあります。

その一方で、タイミングよく売買することで、うまくいっている銘柄に乗り換え続ければ良いと考える人もいますが、未来を正確に見通すことなど誰にもできないことを考えれば、それは机上の空論だと言えます。

従って、投資家は自分が信じている投資法を一貫して続けなければならないのです。

グッドラック。


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