バフェット太郎です。

経済活動の再開、そしてコロナウイルスワクチン開発への期待感から株式市場は堅調に推移しており、二番底への懸念が和らぎつつあります。

ただし、その一方で一部のエコノミストらは世界経済が回復するまで3年程度かかる可能性があると指摘しており、個人投資家の中には未だ慎重に投資機会をうかがっている人も少なくありません。

こうした中で投資家はどうすれば良いのでしょうか。結論から言えば、景気回復時期がいつになるかはわからないものの、株式の比率があまりにも低ければ機会損失を被るリスクが高まるため、リスク許容度の範囲内で株式に資産を振り向けておいた方が良いです。

一例を挙げれば、ポートフォリオにおける株式の比率は「100-年齢」程度が良いです。たとえば、あなたが35歳なら、ポートフォリオにおける株式の比率は65%です。

★★★

英調査会社IHSマークイットのリポートによれば、世界経済が本格的に回復するまでには2~3年を要するとのこと。この予想は2020年第1四半期の中国GDP(国内総生産)成長率が年率換算で-33.8%、第2四半期の米GDPが年率換算で-40%前後になることを想定したシナリオです。

また、2020年の見通しについては、世界のGDP成長率が年率換算で-5.5%に落ち込むとし、経済活動が想定より回復しなかったり、さらにワクチン開発への期待が失望に変わった場合はさらなる下振れリスクがあると警告しています。

加えて、パウエルFRB議長は米CBSテレビの「60ミニッツ」で、米経済先行き見通しについて「ワクチンが開発されるかどうかに左右される」としつつも、景気回復局面の到来は2021年末頃になるとの見通しを示しています。

新型コロナウイルスの感染拡大がいつまで続くのか、そしてワクチン開発は成功するのか、さらに経済活動が再開すれば人々の消費が回復するのか、といった三つの不確実性があることから、未来を正確に見通すことは誰にもできません。

実際、一時は封じ込めに成功したと思われた中国や韓国では再び感染者が発生しています。また、米バイオベンチャーのモデルナ(MRNA)が開発中のワクチンは臨床試験で良好な結果だったものの、大規模な臨床試験ではうまくいかないことも十分考えられます。(初期の治験で良好な結果でも、膨大なデータが取得できる大規模な臨床試験ではうまくいかず、消滅するということはよくあります。)

感染者数がゼロにならず、さらにワクチンも開発されなければ、人々はこれからも外出を自粛する可能性があります。実際、中国・武漢では工場の操業は再開されたものの、レストランなどは引き続き客はまばらで経済が回復しているとは到底言えません。

★★★

とはいえ、永遠に経済が低迷するわけでもありません。たとえば、2008年の金融危機を振り返ると、2009年3月時点で、米経済が回復するまで5年かかると言われていました。

たしかに景気が上向くまでにはそれなりの時間かかりましたが、株価が底打ちしたのは2009年3月でしたから、景気が回復してから投資を始めても遅いのです。

そのため、二番底のリスクがあるとはいえ、多くの個人投資家はリスク許容度の範囲内で株式をポートフォリオに組み入れておく必要があります。

また、コロナショックや金融危機などの景気後退局面では、悪いニュースが相次ぐことから、個人投資家は狼狽売りに走りやすいです。そのため、狼狽売りに走る必要のない株に投資する必要があります。言い方を変えれば、「株価が下がったら(安値で買い増しできるから)嬉しい」と思える優良株に投資するということです。

具体的にどういった優良株に投資すれば良いのかについてですが、「優良企業の一部を忍耐強く保有することを推奨する」という強い主張を一貫して投資家に進言している「モトリーフール」を参考にすると良いと思います。

モトリーフール」 は個人投資家に絶大な人気を誇る投資メディアで、90年代半ば頃には三大投資ウェブメディアとして「モトリーフール」「ザ・ストリート・ドットコム」「マーケットウォッチ」が挙げられていました。

モトリーフールの由来はシェイクスピアの「お気に召すまま」からとっています。本書には、カラフルな色の服に身を包んだモトリーフール(宮廷の道化師)が王様の機嫌を損なうことなく(※自身の首を跳ねられることなく)真実を進言することができた唯一の人物として描かれています。

つまり、エコノミストやアナリストらが権威に屈し、忖度のある相場見通しを示しているのに対し、モトリーフールは権威に屈することなく真実を伝えることを信念とし、個人投資家にレポートを提供しているのです。

たとえば、「スペシャルフリーレポート」では、競争優位性の高いビジネスモデルを背景に、安定したキャッシュフローが期待できる厳選された優良株がいくつも紹介されています。

そのため、これから一握りの優良株に投資して忍耐強く保有し続けたいという個人投資家は「モトリーフール」のレポートで紹介されているような銘柄を参考にしながら、投資の勉強をすれば良いと思います。

モトリーフールのスペシャルフリーレポート(無料登録)はこちらからどうぞ

グッドラック。 

【PR】YouTube『バフェット太郎の投資チャンネル』は毎週、月曜・水曜・土曜の18時にアップされます。日本一わかりやすい投資・経済専門番組を目指していきますので、チャンネル登録ぜひよろしくお願いします!!
 


にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします 
SPONSORED LINK