バフェット太郎です。

ビットコインが1万ドルの大台を突破し、2017年から続く長期停滞相場から脱しつつあります。

【ビットコイン(円)】

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円建てのビットコイン価格は一時111万円に達しました。これは2020年2月24日以来、およそ3カ月ぶりの水準です。

ビットコインが急騰している主な要因として、大口投資家が保有中の売りポジションを損切りし、買い戻したことによった「踏み上げ」が起きたためと指摘されています。

【ビットコイン(ドル):週足】
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ビットコイン長期チャートを眺めると、レジスタンス(上値抵抗線)を上にブレイクアウトしたことがわかります。

ビットコインはかねてから2017年のビットコインバブル崩壊以降、長期停滞相場を形成しており、「三角保ち合い」を形成していました。「三角保ち合い」というのは、上値と下値の幅が次第に縮小していき、最終的にはどちらか一方に大きく放たれることが予想されるチャートパターンのことです。

今回、上にブレイクアウトしたことでトレンド転換した可能性が高いです。つまり、2017年から続く長期停滞相場が終わり、長期強気相場入りしたということです。

【ビットコイン:2010-2020(半減期)】
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ビットコインは2020年5月に「半減期」を迎えたことから、バフェット太郎は以前から長期強気相場入りする公算が高いと指摘していました。

これは、過去を振り返るとビットコインは「半減期」を迎えた後に急騰する傾向にあるためです。ちなみに「半減期」というのは、マイニングに対する報酬が半減することを意味するのですが、これは供給の減少につながるため、その後高騰しやすいのです。実際、2012年と2016年の「半減期」後にビットコイン価格は急騰しました。

【ビットコイン(ドル):週足】
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ビットコインの目標価格についてですが、2018年末以降「上昇フラッグ」を形成していたことから、2万4442ドルを目指す公算が大きいです。

「上昇フラッグ」とは、上昇が始まった安値を起点としてフラッグの上値までの幅が、フラッグの下値から期待できるというものです。つまり、現在の1万ドルから少なくとも2倍になることが期待されており、強気相場は未だ始まったばかりなのです。

ただし、ビットコインはボラティリティ(変動率)の高いリスク資産ですから、大暴騰が期待できるからと言って、多くの資金をビットコインに振り分けるべきではありません。

そのため、ビットコインを保有する額は「100倍になったら嬉しいけれど、ゼロになっても生活が変わらない額」が望ましいです。

具体的に言えば、ビットコインはポートフォリオの1~3%程度に留めておくと良いです。これは、仮に1%分の仮想通貨が100倍に値上がりすれば、資産全体の額は二倍になりますが、ゼロになったとしても、残りの99%の資産を年率1.1%で運用するだけで資産額を元に戻すことができるなど、十分修復可能な額だからです。

かくいうバフェット太郎もポートフォリオの1~3%の範囲内でビットコインに投資しています。

ちなみに、バフェット太郎はビットコインが世界を変えると言ったようなビットコイン信者ではありません。しかし、ビットコインは新興国では必要とされていますし、それを求める人が多いのは事実ですから、将来の「持たざるリスク」を回避するためにも、気乗りしない中で仕方なく保有しています。

そのため、これからビットコインへの投資を始めてみようと考えている投資家は、「半減期」後の強気相場が本格的に始まる前に少しだけ保有し、値上がり益を享受するのが賢明です。

ちなみに、バフェット太郎はサイトの使いやすさと安全性の観点からマネックス・グループ傘下で日本最大のビットコイン取引所「コインチェック」を利用しています。「コインチェック」はアプリのダウンロード数が1位であるほか、大手資本が入ったことで徹底したセキュリティ体制が構築されるなど、信頼できる取引所だと思います。

また、最近は「かんたん本人確認」の提供を開始したことで、最短即日に取引を開始できるようになりました。(従来は郵便を利用した本人確認が必要だったため、最短でも二日間必要でした。)

個人投資家が長期的な資産形成を目的に米国株をメインに運用することは正しいですが、せっかく投資の勉強をしているのなら、景気サイクルや時代のうねりに備えて資産の一部を少しだけビットコインに振り分け、『趣味としての投資』を楽しむのも面白いと思います。

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グッドラック。

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